日本の男はどこから来て、どこへ行くのか―男性セクシュアリティ形成(共同研究)

日本の男はどこから来て、どこへ行くのか―男性セクシュアリティ形成(共同研究)

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784434011627
  • NDC分類 367
  • Cコード C3036

内容説明

“人間と性”教育研究協議会(性教協)設立20周年記念出版。わが国の「男」の歩みを徹底分析・検証。「男の性と生」の現状と展望をラジカルに読み解く。

目次

第1部 問題提起(男性形成論概説)
第2部 歴史的アプローチ(近代男性の誕生;男性のセクシュアリティと性教育―近代日本の性教育論における男性と女性 ほか)
第3部 現状分析的アプローチ(父親論の現在―七〇年代以降を中心として;マスメディアにみる男性像―「男らしさ」はメディアがつくる ほか)
第4部 新しい男性像の提起(体育・スポーツにおける「男らしさ」―現代から未来へ;男性形成と同性愛嫌悪―日本は必ずしも同性愛に寛容ではなかった ほか)

著者等紹介

浅井春夫[アサイハルオ]
1951年、京都生まれ。日本福祉大学大学院(社会福祉学専攻)を修了。現在、立教大学コミュニティ福祉学部助教授。児童福祉論、セクソロジー、とくに児童福祉実践論、性教育、子ども虐待、社会福祉労働論を専門分野としている。“人間と性”教育研究協議会代表幹事、『季刊セクシュアリティ』副編集長、日本生活指導学会理事、同学会誌『生活指導研究』編集委員長

伊藤悟[イトウサトル]
1953年、千葉県生まれ。東京大学教育学部卒業。高校講師の時、生徒たちが中学時代に受けた人権侵害を『先生!ビンタはむかつくぜ』(三一書房)で告発。以後、教育問題を皮切りに、93年9月、『男ふたり暮らし』(太郎次郎社)で自ら同性愛者であることを公言。それをきっかけに設立した『すこたん企画』(同性愛に関する正確な情報を発信)をベースに作家活動を続ける。現在、法政大学講師、ひょっこりひょうたん島ファンクラブ会長、“人間と性”教育研究協議会幹事。マルチ・アクティビストとして多様な分野にわたる創造活動を展開中

村瀬幸浩[ムラセユキヒロ]
1941年、名古屋市生まれ。東京教育大学(現・筑波大学)卒業。東京・町田市の私立和光高等学校保健体育科教諭を経て、現在、一橋大学・津田塾大学・東京女子大学講師(セクソロジー)。“人間と性”教育研究協議会代表幹事、『季刊セクシュアリティ』編集長
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感想・レビュー

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Natsuko Anastasia Ariyama

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読んだ本に追加2014/06/26

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