地下環境での多相流と輸送現象―現象理解の基礎から数値解析まで

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  • サイズ B5判/ページ数 270p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784431711131
  • NDC分類 517.1
  • Cコード C3050

内容説明

2003年2月に土壌汚染対策法が施行された。ますます厳しくなる法制度の下で、より実効を挙げるには、単に調査結果や経験的な知識でもって判断するのではなく、科学的に対策の効果や汚染状況の将来動向を予測する必要に迫られる。それには汚染物質の存在状況と汚染発現の場である地下環境を的確にモデル化し、同定可能なパラメータを用いた数値解析手法の開発が不可欠となる。本書は地下環境中の多相流と輸送現象の数値シミュレーションについて、現象理解の基礎から数値解析まで相当詳しく説明しており、多相流を扱う実務者、研究者、学生にきわめて有益である。

目次

第1章 はじめに
第2章 概念モデル
第3章 数学モデル
第4章 数値モデル
第5章 異なる離散化手法の比較
第6章 テスト問題―応用
第7章 結語

著者等紹介

ヘルミック,ライナー[ヘルミック,ライナー][Helmig,Rainer]
独、シュツットガルト大学教授

平田健正[ヒラタタテマサ]
1975年大阪大学大学院修士課程修了。現在、和歌山大学システム工学部環境システム学科教授。専門は環境水理学

樫山和男[カシヤマカズオ]
1987年中央大学大学院博士課程修了。現在、中央大学理工学部土木工学科教授。専門は計算力学

小林健一郎[コバヤシケンイチロウ]
2004年シュツットガルト大学より工学博士を授与。現在、シュツットガルト大学助手。専門は水理学・地下環境工学
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