確率論的リスク解析―基礎と方法

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  • サイズ A5判/ページ数 437p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784431710745
  • NDC分類 417
  • Cコード C3050

内容説明

相次ぐ事故で、技術・安全大国崩壊の危機感が漂い、リスクの定量的評価法や管理・調整を効率的に行うための実践方法が、切実に求められている。本書は、こうした定量的リスク解析の数理的な基礎と方法をできるだけ平易に与える。第1部では、リスク解析の歴史を概観する。第2部では、不確定性を定量的に扱うための確率論や統計的推定の基礎がまとめられている。第3部では、基本的な故障木及び事象木解析を簡単な例題で学ぶ。また、様々なリスク解析の新手法が紹介されている。第4部では、意思決定の理論、影響図、プロジェクトリスク管理、不確定性解析、リスク管理・調整などの新しい応用解析の方法が紹介されている。確率論的リスク解析と数学的基礎を学ぶための好著。

目次

第1部 イントロダクション(確率論的リスク解析)
第2部 理論的な問題と背景(不確定性とは何か?;確率的方法 ほか)
第3部 システム解析と定量化(故障と事象の木;故障木解析 ほか)
第4部 不確定性のモデル化とリスク計測(意思決定の理論;影響図とベイジアンネットワーク ほか)

著者等紹介

金野秀敏[コンノヒデトシ]
1950年9月4日生まれ。1978年北海道大学院博士課程原子工学専攻修了。1980年筑波大学助手。講師、助教授を経て2000年教授。筑波大学機能工学系(システム情報工学研究科、リスク工学専攻担当)。専門は複雑系の応用統計数理、非線形数理工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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