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Springer reviews
ヒトレトロウイルス研究の最前線―ヒト免疫不全ウイルスとヒトT細胞白血病ウイルス

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  • サイズ B5判/ページ数 201p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784431709510
  • NDC分類 493.11
  • Cコード C3045

出版社内容情報

《内容》 先天性免疫不全症候群(AIDS)をひき起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)と,成人T細胞白血病(ATL)をひき起こすヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV)は,代表的なヒトレトロウイルスである.特にAIDSの世界的大流行はとどまるところを知らず,いまや人類の直面する最大の課題のひとつともなっている.また,ATLについても,現状では致死的な疾患である.それに対し,近年,これらに関する研究は急速に進展し,AIDSあるいはATLの撲滅にも希望の光が見えつつある.ヒトレトロウイルスに関する待望のレビュー集.    

《目次》
第1部 ヒトレトロウイルス概論
  1.HTLT-IとHIV-1の比較生物学
第2部 AIDS/HIV
   1.HIVとその遺伝子機能
   2.HIV感染の初期過程
   3.HIVの病原性
   4.HIVの変異
   5.HIV-1と免疫
   6.HIV感染と宿主遺伝子
   7.HAARTと潜伏感染
   8.抗HIV薬
   9.AIDSワクチン
  10.SIVとSHIV
  11.アフリカのAIDS
第3部 ATL/HTLV
   1.HTLV-1の遺伝子と細胞周期
   2.ATL細胞と宿主遺伝子
   3.ATL発症におけるNF-κBの役割
   4.ATL細胞特異的ながん関連遺伝子
   5.ATLの動物モデルと宿主免疫
   6.HTLV-Iキャリアの長期フォローアップ
   7.HTLV-Iの母子感染予防
   8.HTLV-Iと宿主因子

内容説明

AIDSの世界的大流行はとどまるところを知らない。同じくレトロウイルスによる成人T細胞白血病も致死的な疾患である。だが、研究は急速に進展し、これらの撲滅にも希望の光が見えつつある。ヒトレトロウイルス研究のすべてをまとめた待望のレビュー集。

目次

第1部 ヒトレトロウイルス概論(HTLV‐IとHIV‐1の比較生物学)
第2部 AIDS/HIV(HIVとその遺伝子機能;HIV感染の初期過程;HIVの病原性 ほか)
第3部 ATL/HTLV(HTLV‐Iの遺伝子と細胞周期;ATL細胞と宿主遺伝子;ATL発症におけるNF‐κBの役割 ほか)