内容説明
本書は、数学英文誌“The Mathematical Intelligencer”に掲載された、数学の基礎についての記事のなかから18篇を厳選して収録したものである。
目次
第1部 数学の健康―マックレーン氏の意見とその反論(数学の健康;数学の診断 ほか)
第2部 カエルとネズミの再会―構成的解析と超準解析(書評 エレット=ビショップ、ダグラス=ブリッジス著、『構成的解析』・A.E.ハード、P.A.レーブ著、『超準実解析入門』;カエルの返答 ほか)
第3部 数学基礎論の世界(高校で無限小を数えるために―ライプニッツからロビンソンへ;バナッハ・タルスキの定理 ほか)
第4部 展望(ブルバキの無知;21世紀の数学の問題について)