ビッグバン・ビッグバウンス―素粒子的宇宙像

ビッグバン・ビッグバウンス―素粒子的宇宙像

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  • サイズ A5判/ページ数 163p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784431706182
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C3044

内容説明

1980年代、ホーキング、佐藤勝彦、グース、リンデ等によって宇宙論に革命がもたらされた!その革命前夜の準備を先駆的に努めてきたソ連の物理学者ローゼンタール。本書では、素粒子物理学の現段階を整理し、宇宙論への応用を明解に展開している。

目次

第1章 素粒子(基本相互作用;素粒子の量子数;素粒子分類の基礎;素粒子の相互作用;統一理論;陽子崩壊)
第2章 宇宙(研究の小史;フリードマンの宇宙モデル;宇宙の進化:定量的な解析;宇宙は開いているか?閉じているか?;熱い宇宙;宇宙のバリオン非対称;ヘリウムの宇宙論的形成;銀河の起源;星の世界)
第3章 宇宙と素粒子(星と素粒子の物理量の間の関係;宇宙の構造と素粒子の質量;宇宙の構造と基本相互作用定数;空間の次元;宇宙の構造と素粒子の量子数;人間原理;基本定数の数値について;結論)
第4章 超銀河宇宙の始まりと終末(超銀河宇宙についての現在の知識;超銀河宇宙とは;物理法則の普遍性;誕生時;超銀河宇宙のモデル;フリードマンモデル;物理的真空;ド・ジッターモデル:超銀河宇宙の初期;超銀河宇宙の構造と基本定数;ゆらぎとしての超銀河宇宙;人間原理;私たちの超銀河宇宙と多数の超銀河宇宙の誕生;超銀河宇宙の未来)