内容説明
司法記者として日本の裁判現場を見つめてきたジャーナリストによる、我が国の裁判事件クロニクルの集大成。知っておきたい最高裁判所の基礎知識から歴代最高裁判事の人物像と仕事、戦前・戦後の重要事件・判決まで、日本の裁判制度と歴史の理解に必要な知識を網羅した裁判史事典の決定版。
目次
第1部 最高裁判所の基礎知識(最高裁とは;小法廷裁判官の系列)
第2部 最高裁事件・人物クロニクル(幕明け―初代長官・三淵忠彦の時代;基礎固まる―2代目長官・田中耕太郎の時代 ほか)
第3部 戦後事件史(1945年8月から1954年まで―民主化へ;1955年から1964年まで―政党の基盤 ほか)
第4部 戦前事件史(1868(明治元)年から1900(明治34)年まで
1901(明治34)年から1912(明治45)年まで ほか)
著者等紹介
野村二郎[ノムラジロウ]
1927年東京生まれ。司法ジャーナリスト。朝日新聞東京本社社会部記者(司法記者クラブ所属)、同編集委員として主に裁判所、検察庁、弁護士会、法学会などを取材対象に。政財官界などの不正事件や各種裁判を報道。その後千葉工業大学人文系教授(憲法・法学)をつとめた
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