内容説明
0%成長=2%失業、って?貧困を解消するロジカルシンキング。財源?捻出できますけど何か?ここまでひどくなった日本に効くのは「経済学っぽい考え方」なんです。
目次
序章 雨宮処凛から飯田泰之への質問「カネより人命を優先する社会を取り戻すために、経済学には何ができるのですか?」
1章 働いても働いても食べられない!大貧困社会はどこからきたのか?
2章 ほんとうの敵は「世間の常識」?
3章 「経済成長はもういらない」でほんとうにいいのか?
4章 生きさせろ!食べさせろ!「なんちゃってベーシック・インカム」を要求する!
終章 飯田泰之から雨宮処凛への返答「経済学はプレカリアートを救うための、いちばん安くて便利なツールです」
著者等紹介
飯田泰之[イイダヤスユキ]
エコノミスト。1975年東京生まれ。東京大学大学院経済学研究科中退。駒澤大学経済学部准教授。内閣府・参議院・財務省等での客員を歴任。専攻は経済政策、マクロ経済学。著書に『昭和恐慌の研究』(東洋経済新報社、共著、第47回日経経済図書文化賞受賞)など。最新のマクロ経済モデル、ロストジェネレーション問題からロジカルシンキングまで、経済学的な知見を一般向けにやさしく語ることのできる数少ないエコノミストとして活躍の場を広げつつある
雨宮処凛[アマミヤカリン]
作家。1975年北海道生まれ。98年に右翼団体に入会するものの、2年後に脱会。その半生を綴った『生き地獄天国』(太田出版)で作家デビューを果たす。2007年刊行『生きさせろ!難民化する若者たち』(太田出版)で日本ジャーナリスト会議賞受賞。労働環境も生活も不安定な状況を強いられる「プレカリアート」問題についての取材と発言を活発に行う、反貧困運動のシンボル的存在。「反貧困ネットワーク」副代表、フリーター全般労働組合賛助会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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