気象ブックス
偏西風の気象学

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  • サイズ B6判/ページ数 174,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784425551514
  • NDC分類 451.4
  • Cコード C1344

内容説明

偏西風はなぜ止むことなく吹き続けるのか。赤道から北極・南極まで、大気の循環を支えるエネルギーの流れを探ることで、その答えを解き明かす。さらに、異常気象発生の原因とされる偏西風の蛇行や、偏西風の強弱をコントロールする北極振動発生のメカニズムにまで迫る。

目次

第1章 偏西風とは何だろうか?
第2章 偏西風の力学
第3章 偏西風のエネルギー
第4章 偏西風とブロッキング
第5章 偏西風の強弱と北極振動
第6章 偏西風の予測とカオスの壁

著者等紹介

田中博[タナカヒロシ]
1957年新潟県生まれ。1976年筑波大学第1学群自然学類地球科学主専攻。1981年筑波大学地球科学研究科気候学・気象学分野(中退)。1981年University of Missouri‐Columbia(Senior Research Specialist)。1988年University of Alaska‐Fairbanks(Assistant Professor)。1991年筑波大学地球科学系講師。2001年筑波大学地球科学系助教授。2004年筑波大学生命環境科学研究科助教授。筑波大学生命環境科学研究科教授。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雲をみるひと

27
偏西風がテーマ。作者自身も書いている通りかなり学術的で読みやすくはないが、必要な考え方が網羅されていて頭の整理になる。ロスビー循環に関しては本著くらい丁寧に解説されていないと重要性が伝わりにくいと思う。色々参考になる一冊。2021/08/24

galoisbaobab

2
気象学の中でも偏西風に注目。定性的な説明のわりにやたら詳しく書いてあってとても好きな本です。地球大気の相関規模の運動を「傾圧性」という大きな視点で楽しむってことです。2015/02/07

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