内容説明
社会科学のトランス・ディシプリナリーな基礎概念を再定式化し、公共世界という観点から政治と経済の世界を架橋する、現代自由学芸の騎士による新社会哲学宣言。
目次
第1部 社会理論の学問史的論考(プレ専門化時代(19世紀前半まで)の社会理論―その諸潮流の再構成
専門化時代(19世紀中葉から20世紀中葉)における社会諸科学と哲学―その再考
ポスト専門化時代(21世紀)の哲学と社会科学―その理念)
第2部 新社会哲学の論理とヴィジョン(相関社会科学的問題群・基礎概念の定式化―社会科学基礎論の試み;政治哲学の現代的再構想;経済哲学の復権;新社会哲学のアクチュアリティ)