目次
1 思想史的概観
序章 ヴァイマル・デモクラシーの精神状況
2 政治意識と政治理論(敗戦と革命と宗教―ドイツ革命と福音主義教会;フーゴ・プロイスとヴァイマル憲法構想;マックス・ウェーバーの大統領制論;カール・シュミットの政治理論;ヘルマン・ヘラーの民主主義論;ルードルフ・スメントの政治理論;共和国末期のナチ学生運動―ナチ学生同盟の運動と思想)
3 比較の同時代史(イタリア・ファシズム擡頭期の政治思想―『政治科学要綱』再版第二部以降のモスカ;戦間期オーストリアにおけるカトリック政治思想―「職能身分制秩序」とファシズム;イギリス政治思想における《ヴァイマル共和国》の影―W.ルーイスを中心に)