内容説明
マイクたちがグリーンランドで受信したSOSの発信源は、“精霊の山”からだった…。世界10か国以上で翻訳、ドイツで300万部のベストセラーの最新冒険ファンタジー、絶賛シリーズ第十一弾。
著者等紹介
ホールバイン,ヴォルフガンク[ホールバイン,ヴォルフガンク][Hohlbein,Wolfgang]
1953年、ドイツのワイマールに生まれる。オペレータや工場要員として働くかたわら執筆活動を開始。1982年、ウィーンの出版社が募集したファンタジー・SFコンクールに妻ハイケと共同執筆して応募した『メルヘンムーン』(平井吉夫訳 評論社)が一等賞を獲得。一躍、売れっ子作家になる。以後、夫妻の共著、あるいはヴォルフガンク単独で次々とベストセラーを世に送り出し、ドイツ語圏でもっとも人気のあるファンタジー作家として定評がある。また、後進の育成を目的に「ヴォルフガンク・ホールバイン賞」を設けて、新人作家の発掘にも努めている
平井吉夫[ヒライヨシオ]
1939年生まれ。早稲田大学文学部卒業。編集者を経て、1981年、ノンフィクション『クレムリンの敗北―いかにユーゴはソ連に抵抗したか』(河出書房新社)で翻訳家としての第一歩を記す。以来、サスペンス、ミステリー、ファンタジー、歴史読み物など幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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へたれのけい
1
犬橇は如何にも冒険の匂いがします。乗ってみたいものです。実生活ではスノーシューでもそもそ歩くだけ。今年も雪が積もってきたぞ。2013/12/06
よし
1
グリーンランドを舞台に「精霊の山」に向かう話は映画のようなビジュアルな展開。「自分たちの手に負えない科学技術を手に入れた時、人びとはそれにどう向き合うのか」という、このシリーズ本来のテーマ(だと思う)に戻ってきて、次巻に続きそうな感じなので、最終巻「ノーチラス号の帰還」での展開が楽しみです。 2011/12/02
紗絢(さあや)
0
個人的に、一番脅威だったのはアルゴス編だったと思ってるので、今回もまた囚われの身になりはしたけど、そこまで深刻には思わないまま読んでました。でもまあ、トラウトマンJr.にはしてやられた感があったけど。ラストのやり取りにはちょっと笑わせてもらった。やられたね、マイク(笑)2012/11/17