僕は死なない子育てをする―発達障害と家族の物語

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僕は死なない子育てをする―発達障害と家族の物語

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422930954
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報



遠藤 光太[エンドウ コウタ]
著・文・その他


内容説明

「なんとか生き延びてこられたんだから。」23歳で結婚し、父になり、鬱になって離婚しかけたり自殺したくなったりしてから発覚した発達障害。一言で表せば「苦闘」の20代。けれど「未来は大丈夫だ」と信じようとした。

目次

小さな産院の薄暗い待合室で食べたメロンパン
「自然」としての娘を迎える
楽しい仕事と鬱
「もっと休んでほしかった」と妻は言った
「死にたい」と言えずに
「普通」でいなければ、崖から急に落とされる
発達障害を知ってゾッとする
障害者雇用という働き方
家族と発達障害
強かった妻の心が折れた
当事者との出会い、父のこと
平成元年生まれの苦闘
家族をリノベ―ション
コロナ禍と小学一年生の子育て
母の自立とトランスフォームする家族
死なない子育て
「平らな場所」にやってきた存在
発達障害とパパになる

著者等紹介

遠藤光太[エンドウコウタ]
1989年(平成元年)生まれ。発達障害の当事者。妻、子2人との4人暮らし。小学校時代には不登校を経験し、大学時代にはうつ症状を呈する。卒業後の社会人2年目に長期休職を経験。その後、退職、アルバイト、無職、障害者雇用での勤務を経て、2018年からライター業。ハフポスト日本版、withnewsなどのウェブメディアで取材記事執筆、エッセイ連載などを行う。本書が初の単行本となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

23
二三歳で結婚し、二四歳で父親になった著者。夫婦仲が悪化し、別居寸前だった二六歳の時、発達障害が発覚した。一時は崩壊寸前だった家族は、自分たちにとって大切なことは何かを見直すことで、再びチームになった。「死にたい」と思っていた著者は、「死ななくてよかった」と思えるようになった。「現代の日本で“普通に”子育てをしていくのは難しい」と著者は言う。自分を追い詰めないで。死んだら楽になれると一瞬でも考えてしまったら、まずはゆっくり休もう。わたしにも子どもができたら、自分が死なない子育てをしたい。2022/11/08

ちょこ

13
大人になってから発達障害がわかった著者の夫婦の再生と家族の話。一時期は別居寸前までいきかなり夫婦仲は悪化したにも関わらず、持ち直せたのは男らしさから降りることができたというのは少なくないと思う。生き辛さを抱え、発達障害と診断されたことを受容できたことによって家族は変わることができた。一家の大黒柱じゃなくてもいい、強くなくてもいい。そう思えたのは大きい。夫婦でどうコミュニケーション取るか合意形成できたのはそういった著者の変化もあったからだろう。ステレオタイプのらしさを捨てるのって簡単ではないが身軽になるよね2023/06/13

fuku

3
真っ直ぐな感じ。理詰めな感じ。自分を知って、さらに乗り越える力を持ち、なんとか思いやる力を持ち生きる。これって誰でも出来ることじゃない。難しい。けど、障害のある無しに関わらず、出来たら生きていける。障害を持つ血縁、周りに今いる障害を持つ人を含め、私は応援したくなりました。2022/10/09

tk

2
読んで良かった。これは私だ、という体験が当事者にとってあるものなのかもしれない。有害な男らしさの世界から自分を降ろした上で、自分の特性を理解して、環境を整えながら、生きていくと、子育ての良さを感じられる程度に、苦しみを抑えていけるという1事例を、知れて良かった2023/10/08

つまようじぃ

2
よかった。良くも悪くも言葉が求められる世界になってるのかな、と感じた。また読もう。2023/09/05

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