出版社内容情報
大学の一般教養で社会学を初めて学ぶ学生のために、自他共に幸せに生きていくための、社会学の基礎訓練を目的に書かれた本。
複雑な社会の中で生きるのはどういうことかを教えてくれるのが社会学。多くの人が当たり前と考えていることは、実は当たり前ではなく、この世界には、実に多くのものの見方がある。こうしたことを学ぶと、自分と周囲の関わりもきっと変わってくるだろう。本書は、大学の一般教養で社会学を初めて学ぶ学生のために、自他共に幸せに生きていくための基礎訓練を目的に書かれた。
目 次
はじめに
第1章 社会の中の人間
１．社会学とは
２．自分とは
３．「みんなの言うこと」は当てにならない
４．「当たり前」は本当か
まとめ
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第２章 ライフステージを考える その１
１．「おむつはずし」は必要ない！
２．やるべきときに、やるべきことを
まとめ
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第３章 ライフステージを考える その２
１．小学生は
２．青年期
まとめ
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第４章 ことばが世界を作る
１．世界の違いは○○の違い
２．人間は世界を作り替えてきた
３．ことばの役割
まとめ
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第５章 人間らしさとは
１．多すぎる欲望
２．少なすぎる欲望
３．文化とは
まとめ
第６章 デュルケムの『自殺論』その１
１．社会学の祖
２．デュルケムのすごさ
３．デュルケムの見つけたこと
まとめ
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第７章 デュルケムの『自殺論』その２
１．自殺の分類
２．自己本位の自殺と集団本位の自殺
３．アノミーの自殺と宿命主義の自殺
４．デュルケムの分析
まとめ
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第８章 宗教と資本主義
１．ウェーバーの
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
２．プロテスタントとカトリックの違い
３．禁欲が資本主義を生み出した
４．知っておいて欲しいこと
まとめ
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第９章 フロムの『自由からの逃走』その１
１．なぜ戦争が起こるのか
２．フロムの『自由からの逃走』
３．『自由からの逃走』を理解するために
４．自由を捨てた人達
まとめ
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第10章 フロムの『自由からの逃走』その２
１．第１次世界大戦後のドイツとナチス
２．再び『自由からの逃走』
３．『自由からの逃走』に学ぶこと
まとめ
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第11章 潜在的機能（かくれたはたらき）を考える
１．何を犯罪と考えるか
２．いじめについて考える
３．潜在的機能（かくれたはたらき）について
まとめ
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第12章 マートンのアイディアから
１．アメリカの禁酒法
２．予言の自己実現
３．自殺的予言
４．「予言の自己実現」のアイロニー
まとめ
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第13章 家族を考える
１．「子どもは殺さなければいい」その深い意味
２．子どもが心を病むこと
３．それでも家族は面白い！
まとめ
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第14章 結び
１．「自信と安心」の大切さ
２．「常識」を疑ってみること
３．学ぶことの責任
まとめ
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終わりに
内容説明
複雑な社会の中で、安心して生き延びるには。大学生のために書かれた、幸せに生きていくための社会学テキスト。
目次
社会の中の人間
ライフステージを考える
ことばが世界を作る
人間らしさとは
デュルケムの『自殺論』
宗教と資本主義
フロムの『自由からの逃走』
潜在的機能（かくれたはたらき）を考える
マートンのアイディアから
家族を考える
結び
著者等紹介
山口美和［ヤマグチミワ］
山口（月田）美和。１９６４年大阪市生まれ。１９８８年大阪大学人間科学部卒業（社会学専修）。１９９６年大阪大学大学院言語文化研究科修了。博士（言語文化学）。関西女子短期大学を経て、関西福祉科学大学勤務（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
