もしも紫式部が大企業のOLだったなら 大鏡篇

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もしも紫式部が大企業のOLだったなら 大鏡篇

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  • サイズ A5判/ページ数 158p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422910307
  • NDC分類 913.423
  • Cコード C0092

出版社内容情報



平安の雅な世界を現代に置き換えた大人気コミック『もしむら』に待望の続編が登場!
今回のテーマは古典の授業でおなじみ『大鏡』。
スキャンダルあり、リベンジあり、怨霊あり、パンデミックあり……、
風流なだけじゃ生きていけない”いみじき”平安宮廷ライフをポップに描く、笑って学べる文学読本です。

***

長い歴史を持ち、日本を代表する大企業・株式会社 内裏商事。
同社副社長・彰子の秘書で、人気同人小説『源氏物語』の作者でもある紫式部は、広報部に異動し社史『栄花ストーリィズ』をウェブ連載している同僚・赤染衛門に、執筆協力を依頼される。
社内で絶大な権力を握る取締役&筆頭株主・藤原道長常務に気を遣いつつ、読者が喜ぶ魅力的な連載にするために資料を探そうと社史編纂室を訪れた式部たちが出会ったのは、謎の老人3人組!
うたてげなるアラトゥーハンドレッドの長老らが超人的な記憶力をもって語る内裏商事の泥沼権力闘争とスキャンダルの数々を、式部たちはキラキラ社史に書き換えられるのか!?

***

《『大鏡』とは?》
平安後期に書かれた作者不詳の歴史物語。3人の長老の昔語りに、若侍が合いの手を入れる形で展開する。藤原氏の栄華を中心に、文徳~後一条天皇までの176年間の歴史を、権力闘争や謀略事件、スキャンダルまで、批判と称賛を交えつつ色鮮やかに描いている。

内容説明

スキャンダルあり、リベンジあり、怨霊あり、パンデミックあり…!?平安の雅な世界を現代に置き換えて描く『もしむら』待望の続編!古典の授業でおなじみ『大鏡』が超身近になる、お笑いマンガ読本。

目次

第1部 社史編纂室編(怪奇!?社史編纂室!;トキメキ!栄花ストーリィズ! ほか)
第2部 社長列伝編(社長列伝はじまりはじまりー;アラサーと高校生? ほか)
第3部 女の園の村上編(村上社長の鬼嫁日記;ちょっと待て村上社長! ほか)
第4部 傲岸不遜!兼家編(そーゆーとこだぞ、兼家!;炎上!セクハラ部長公任 ほか)
第5部 オフィスは今日も大忙し編(行成室長の憂鬱;完全無欠の強運男!道長伝説 ほか)

著者等紹介

井上ミノル[イノウエミノル]
イラストレーター&ライター。1974年神戸市生まれ。甲南大学文学部卒。広告代理店などを経て、2000年にイラストレーターとしてデビュー。生来の国文好きを生かして、2013年にコミックエッセイ『もしも紫式部が大企業のOLだったなら』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

spatz

10
楽しかった!パンデミックはいつの世も繰り返し起きてきた。そして、人々が恐れるのも当然なほど、何か悲劇的なことや陰謀の後には、たたるように天変地異が起きたり人が亡くなったりする。年表にされるとゾッとする。この世ならぬものを信じるこころはずっと強かっただろう。女性は子供を産む道具、とされるのが摂関政治だ、ということ。この血筋が、今現在も論争になっているのだということを思わずにはいられない。今とは当然かなり違うモラルの中で続いてきた血統なのだなと。 #NetGalleyJP Wish当選でゲラ頂戴しました。多謝2022/01/22

はづきち

9
職場の人に紹介してもらって読んでみました。内裏を会社に、天皇を社長に見立てて、副社長の定子や彰子、筆頭株主の道長などの逸話を紹介。社内史を編纂するために昔の記録を拾い集めているという設定。教科書に載っているくらい有名な話「肝試し」「三船の才」「関白は次第のままに」などのエッセンスをいろいろ盛り込んでいます。それだけでなく『栄花物語』『小右記』など他の作品に載っているエピソードもあって、作者がかなりしっかりと古典を読み込んでいるのだなとわかります。古典を楽しむための導入によいと思います。2022/10/07

Ayakankoku

9
現代の会社に平安の人がいたらという設定。逆に分かりにくいのが残念。教科書でよく取り上げられる場面も多い。2022/07/22

たなべそら

4
学生時代に出会いたかった。古典は苦手意識があり、登場人物達の関係性もよく理解できず、ほろ苦い思い出がある。これを手始めに読んでいたら、もっと前向きに取り組めたはず。それほどわかりやすく面白かった。漫画と解説が交互に展開されるので、飽きずに読み進められる。1,000年も前に生きていた人たちを現代に置き換えてみると、現代にも通じるところが多々あり、身近に感じることができた。最後に系図と年表があるので、そちらを確認しながら読むと、人間関係なども理解しやすい。勇気を出して大鏡読んでみよう。#NetgalleyJP2022/02/27

ぴっちゃん

2
いやいや、もはや紫式部不要でしょ~と突っ込まずにはおれない。しかし、この描き方は紀伝体である大鏡にはよく合っていて、前作よりも面白く読めた。内裏商事の社史として「大鏡」を編集する…という形で大鏡に描かれる事件を現代社会に置き換えたコミックにして、そのあと実際の事件と人物を文章で解説している。大鏡だけでなく「権記」「小右記」「栄花物語」なども読みたくなってくる。でも太宰府に行くのをシベリア支社というのもなぁ・・・。2022/09/26

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