出版社内容情報
就活やバイトで忙しい学生に、どうやったら、しっかり卒論を書いてもらえるのか。長年、学生の卒論指導に苦労し、失敗を重ねてきた日本史の先生が書き下ろした、本当に学生に役に立ち、使ってもらえる面白い卒論執筆ガイド。普段のレポートとはレベルの違う、人生一度の学術論文をしっかり書くための、コンパクトだけど強い味方。また、過去に卒論を書いた社会人には、悔恨と懐旧の情がないまぜになって押し寄せること間違いなし。
内容説明
就活やバイトで忙しい中、人生たった一度きりの“学術論文”に挑む、全学生に捧ぐ。社会人になっても(なってから!)役立つ、卒論読本。歴史・民俗ファンにもオススメ。
目次
卒業論文の前に
卒業論文の題目を考える
論文の集め方と読み方
史料があってこそ
夏期休暇の有効活用
史料を読む
章立てを考える
文章を書く
注をつける
「はじめに」を書く
「おわりに」を書く
下書きが書けたら
提出締切が近づいてきたら
著者等紹介
村上紀夫[ムラカミノリオ]
1970年愛媛県今治市に生まれる。歴史が好きで、高校時代には地元の寺社や城跡などを頻繁に調査・見学。日本中世史を学ぼうと立命館大学文学部史学科へ。その後、大谷大学大学院文学研究科に進学し、博士後期課程を中退。2013年に博士(文学)を奈良大学で取得。主に近世京都の庶民信仰を研究している。現在は、奈良大学の文学部史学科教授として日本文化史を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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