出版社内容情報
【解説】
●関西の動物園のオリの前の看板にはひとこと、「かみます」。
●店の人に「黒のカーフの札入れで、カードが二枚ほど入って、マチがなくて金具がついてなくて、やわらかあい、手ざわりのええのん、無いやろか」ときくと「惜しいなぁ、きのうまであってん」。いまや全国区になった「無敵の大阪弁」。その背後には、人と人の接触の仕方、ものの感じ方や表現の仕方といった独特の文化がある。気鋭の国語学者が鮮やかに切ってみせたことばの「大阪学」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリータ
9
◆言語系一般書の一つとして半ば義務的に流し読み。専門に近いがゆえに殊更、裏づけが明示されないと真面目に読もうと思えないのは損な気もする。文法面 に関する直観的摘示はさすが。◆最近売れつつある金属バットが「でんがな、まんがな」式のもっちゃりした大阪弁の継承者として注目されるかもしれない。2019/08/01
まゆ
3
じゃりン子チエや!2015/10/19
たかしくん。
1
家内が大阪出身ということもあり、ざあっと読みました。2013/03/13
kazu8823
1
大阪弁の奥深さを再認識しましたわ2010/02/20