出版社内容情報
『米朝落語全集』刊行から33年。内容を増補、造本・構成を一新して編む、ファン必携の完全版、第四巻。18篇収載予定。
人間国宝、文化勲章受章と、いまや落語界を代表する至宝となった桂米朝師。自ら筆を執った『米朝落語全集 全7巻』(1980~82年)の刊行から33年を経て、新たに追加・発掘された口演記録・音源・資料から内容を増補し、造本・体裁・構成を一新して再編集。各巻に口絵写真、藤原せいけん氏の挿絵を収載し、詳細な索引を付して「調べる」「引ける」にも対応。至高の話芸をきわめた最大規模の全集、上方落語随一の定本にして永久保存版。第四巻は、「算段の平兵衛」「鹿政談」「地獄八景亡者戯」「除夜の雪」「代書」……など18篇収載予定。
算段の平兵衛
三年酒
三枚起請
鹿政談
地獄八景亡者戯
持参金
しまつの極意
島巡り
蛇含草
正月丁稚
商売根問
世帯念仏
除夜の雪
崇徳院
住吉駕籠
雪隠の競争
千両みかん
代書
内容説明
至高の話芸をきわめた上方落語随一の定本にして永久保存版。全八巻・約百六十篇収載。
著者等紹介
桂米朝[カツラベイチョウ]
落語家。本名・中川清。1925(大正14)年11月6日、満州大連生まれ、兵庫県姫路市育ち。1943(昭和18)年、作家・寄席文化研究家の正岡容に師事。1947(昭和22)年、四代目桂米団治に入門、三代目桂米朝を名乗る。戦後、衰退の一途にあった上方落語の復興に尽力。途絶えていた数多くの噺を再構成して復活させ、多数の弟子を育て、サンケイホールをはじめ全国各地での独演会を成功・定着させた。上方落語四天王の一人にして中興の祖。文化勲章、重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化功労者、紫綬褒章など受章・顕彰多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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