出版社内容情報
『米朝落語全集 全7巻』刊行から33年。内容を増補、造本・体裁・構成を一新して編む、落語ファン必携の完全版、第二巻。
人間国宝、文化勲章受章と、いまや落語界を代表する至宝となった桂米朝師。自ら筆を執った『米朝落語全集 全7巻』(1980~82年)の刊行から33年を経て、新たに追加・発掘された口演記録・音源・資料から内容を増補し、造本・体裁・構成を一新して再編集。各巻に口絵写真、藤原せいけん氏の挿絵を収載し、詳細な索引を付して「調べる」「引ける」にも対応。至高の話芸をきわめた最大規模の全集、上方落語随一の定本にして永久保存版。
目次
近江八景
帯久
親子酒
親子茶屋
怪談市川堤
鏡屋女房
景清
掛け取り
風の神送り
片棒〔ほか〕
著者等紹介
桂米朝[カツラベイチョウ]
落語家。本名・中川清。1925(大正14)年11月6日、満州大連生まれ、兵庫県姫路市育ち。1943(昭和18)年、作家・寄席文化研究家の正岡容に師事。1947(昭和22)年、四代目桂米団治に入門、三代目桂米朝を名乗る。戦後、衰退の一途にあった上方落語の復興に尽力。上方落語四天王の一人にして中興の祖。文化勲章、重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化功労者、紫綬褒章など受章・顕彰多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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