米朝落語全集〈第1巻〉あ‐え (増補改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784422760087
  • NDC分類 913.7
  • Cコード C0376

出版社内容情報

『米朝落語全集 全7巻』刊行から33年。内容を増補、造本・体裁・構成を一新して編む、落語ファン必携の完全版、第一巻。

人間国宝、文化勲章受章と、いまや落語界を代表する至宝となった桂米朝師。自ら筆を執った『米朝落語全集 全7巻』(1980~82年)の刊行から33年を経て、新たに追加・発掘された口演記録・音源・資料から内容を増補し、造本・体裁・構成を一新して再編集。各巻に口絵写真、藤原せいけん氏の挿絵を収載し、詳細な索引を付して「調べる」「引ける」にも対応。至高の話芸をきわめた最大規模の全集、上方落語随一の定本にして永久保存版。

【著者紹介】
桂 米朝(かつら・べいちょう)落語家。本名・中川清。1925(大正14)年11月6日、満州大連生まれ、兵庫県姫路市育ち。1943(昭和18)年、作家・寄席文化研究家の正岡容に師事。1947(昭和22)年、四代目桂米団治に入門、三代目桂米朝を名乗る。戦後、衰退の一途にあった上方落語の復興に尽力。途絶えていた数多くの噺を再構成して復活させ、多数の弟子を育て、サンケイホールをはじめ全国各地での独演会を成功・定着させた。上方落語四天王の一人にして中興の祖。紫綬褒章、重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化功労者、文化勲章など受章・顕彰多数。著書『米朝上方落語選(正・続)』(立風書房)、『上方落語ノート(1~4集)』(青蛙房)、『桂米朝集成(1~4巻)』(岩波書店)など。

目次

あくびの稽古
足上がり
愛宕山
阿弥陀池
あん七
池田の猪買い
伊勢参宮神乃賑―旅立ち/煮売屋/七度狐
一文笛
稲荷俥
犬の目〔ほか〕

著者等紹介

桂米朝[カツラベイチョウ]
落語家。本名・中川清。1925(大正14)年11月6日、満州大連生まれ、兵庫県姫路市育ち。1943(昭和18)年、作家・寄席文化研究家の正岡容に師事。1947(昭和22)年、四代目桂米団治に入門、三代目桂米朝を名乗る。戦後、衰退の一途にあった上方落語の復興に尽力。上方落語四天王の一人にして中興の祖。文化勲章、重要無形文化財保持者(人間国宝)、文化功労者、紫綬褒章など受章・顕彰多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぐうぐう

20
増補改訂版で再読。『米朝落語全集』は、最良の上方落語入門書だ。古典落語は、今では使われなくなった表現がサゲに繋がっていることが多い。それを米朝は解説において、とても丁寧に説明してくれる。それ以前に、古典を現代に通じるように、それでいて古典らしさを損なわないように、落語そのものを見事に作り直すのだ。また、マクラがとてもうまい。今巻で言えば、旅ネタとされる「伊勢参宮神乃賑」など、マクラで落語と当時の風習などを解説しながら、少しずつ少しずつ、お客を旅の共にしていく導入としての役割を果たしている。(つづく)2013/11/16

沖縄電鉄社長

1
没後5年の今日から全巻読むことにした。2020/03/19

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