内容説明
敵陣を突破する第一次の攻撃から、その後、再度開始する第二次攻撃まで徹底的に解説した。圧倒的な破壊力の棒銀で、グンと勝率がアップする。
目次
第1章 相掛かり棒銀
第2章 矢倉棒銀
第3章 対振り飛車棒銀
著者等紹介
飯塚祐紀[イイズカヒロキ]
昭和44年東京生まれ。57年6級で(故)松下力九段門に入る。63年初段。平成4年四段。8年五段。13年六段。17年第63期順位戦でB級2組昇級。通算300勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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そり
15
棒銀の攻め成功のイメージカタログ。中級向けかと。第三章、対抗形の対振り飛車棒銀はまるで別戦法で、飲み込むのに苦労した。押し引きが細かい印象。▼最近は相手の陣形に合わせて、構想を組み立てられるようになってきて良い感じ。2014/01/17
無識者
7
そういえばしばらく将棋やってないな...一応将棋ウォーズでは5級ぐらいだったと思うけれども、なんか初段に上がりたくなったのと、警備員の勤務中死ぬほど暇なので、一通りシミュレーションしてみる。こういう系統のものを読むのは初めてなのでかなり時間かかった。人が築き上げてきたものが凝縮されており、それを再現するのは楽しい2017/01/03
根室
4
色々な手筋が載ってて読み応えがあった。相掛かりと矢倉と対四間、それぞれで棒銀は全く別の戦法なのだからわざわざ一冊に3つまとめることもないような気もした。1章は初心者向けだけど、2章とか3章は中級者とか上級者向けという感じ。どの章にも端を攻める手筋がでてきて、とても参考になった。 2011/09/23
coppe
1
振り飛車党として対振り飛車棒銀だけ読んだ。桂と歩を取ってからの美濃の端攻めが厳しい。対策せねば。2015/07/16