地魚の文化誌―魚食をめぐる人の営み

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地魚の文化誌―魚食をめぐる人の営み

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422740348
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0077

出版社内容情報

地元の魚、近海で獲れた魚という意味をもつ「地魚」は、大量流通の規格品にはない魅力と美味を秘めている。本書は、そんな知る人ぞ知る存在の地魚について、漁獲・加工・流通・料理というすべての過程を、地域の商慣習や歴史とともに探究。卸売市場勤務のかたわら、魚食文化と食育の普及活動に精力を注いできた著者が、漁業や市場関係者、料理人のほか、産地と都市をつないできた行商人の聞き書きもまじえ描き出す文化誌。

内容説明

魚を獲る、育てる、仕入れる、加工する、卸売り、行商、市場、小売り、料理人、そして食べる人まで、魚に関わるすべての生業と生活史を描き出す。

目次

第1章 地魚に秘められた魅力―余すところなく食べつくす
第2章 地魚の文化と習俗―人の暮らしに根づく魚
第3章 地魚を育む海―変貌する海洋資源と環境
第4章 地魚を獲る―さまざまな漁法、漁業という仕事
第5章 地魚を商う―浜と都会をつなぐ人々
終章 地魚に出会える場所―見る、体験する、食べる

著者等紹介

太田雅士[オオタマサシ]
1959年、兵庫県生まれ。1981年、近畿大学農学部水産学科を卒業後、卸売市場(大阪市中央卸売市場・木津市場・鶴橋市場)・活魚問屋・百貨店・大阪府漁連などで水産物の仕入・販売・普及に従事。2007年に社団法人日本食育者協会を設立し、シーフードマイスター養成講座の運営にあたる。現在は、魚食文化の普及と環境に優しい商品づくりをめざす企業を支援する活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

3
ふむ2022/09/04

とりもり

2
いやー、面白かった。以前、高松に住んでいたとき地元の魚屋に様々なお魚を売っていたことや、リヤカーで行商していたおばさんをよく見かけたこと、天ぷらはさつま揚げのようなフライのことを指していたことなど、色々と思い出した。瀬戸内海は本当に豊かな海で、一大消費地である大阪はその恩恵に最も浴していた大都市だろう(反対に、京都は夏場はほとんど鱧しか売ってなかった…)。漁業資源が激減する中、サステナブルな漁業を継続することで、豊かな海を次世代に引き継いで欲しいと願わずにはいられない。魚好きは是非一読を。★★★★★2022/09/21

SADIE

1
図書館で読了。かなり面白かった。 瀬戸内海沿岸出身者や今住んでる人にはおすすめ。 著者が学者ではなく現場の人なので、地魚の特徴や流通についても現場視点で記述されている。表現も平易であり読みやすい。 瀬戸内海沿岸に住んでいたときにもっと地魚について考えておけばよかったと後悔。まあ別の場所に移り住まないと元住んでた地域の文化について実感できないよね。 2022/07/03

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