なにわ料理一代

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784422740324
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0077

出版社内容情報

日本料理の道に入って六十余年、数多くの子弟を育てた浪速料理の重鎮にして語り部が、軽妙な大阪ことばでつづる自伝的エッセイ。

料理人の道に入って六十余年、なにわ食文化の語り部として活躍する著者がその半生を書き下ろす自伝的エッセイ。仕出し料理店での修業を経て、「季節料理 喜川」を独立開店。法善寺横丁に移転して以降、浪速割烹の広く知らしめ、カウンター八席の「天神坂上野」で包丁人生を集大成し引退。数多くの子弟を育てて、地場産食材の開拓や伝統野菜の復活にも力を注いできた歳月を、軽妙な大阪ことばで綴る。多数の写真や図版、年譜も収載。

第一章 少年時代――山村生まれで田舎育ち
第二章 修業時代――仕出し店での奉公から料理の道に
第三章 料理長時代――いろんな職場で磨き磨かれ
第四章 独立開店――「季節料理 喜川」を開いてから
第五章 法善寺横丁へ――浪速割烹、大阪料理の粋を求めて
第六章 天神坂上野――包丁人生の集大成、そして引退後
年譜
あとがき

【著者紹介】
1935年、大阪・河内長野市に生まれる。大阪ミナミの仕出し料理店「川喜」で板場修業に入り、同店の料理長を経て独立。法善寺横丁に「浪速割烹 喜川」、四天王寺の西側に「天神坂上野」を営む。現在は料理人としては引退し、なにわ食文化の語り部または食の随筆家として執筆や講演を行う。著書『なにわ大阪食べものがたり』(創元社)、『なにわ野菜割烹指南』(クリエテ関西)、『浪速のご馳走帖』(世界文化社)、『美味の秘密なにわ旬膳』『なにわ味噺口福耳福』(柴田書店)など。

内容説明

生い立ちから板場の修業、料理長を経て、独立開店。浪速割烹 〓(き)川、天神坂上野で包丁人生の集大成。割烹の臨場感と、大阪料理の粋を求めつづけて六十余年、なにわ食文化の語り部がその半生を軽妙な大阪ことばで書き下ろす自伝的エッセイ。

目次

第1章 少年時代―山村生まれで田舎育ち
第2章 修業時代―仕出し店での奉公から料理の道に
第3章 料理長時代―いろんな職場で磨き磨かれ
第4章 独立開店―「季節料理 〓(き)川」を開いてから
第5章 法善寺横丁へ―浪速割烹、大阪料理の粋を求めて
第6章 天神坂上野―包丁人生の集大成、そして引退後

著者等紹介

上野修三[ウエノシュウゾウ]
1935年、大阪・河内長野市滝畑に生まれる。大阪ミナミの仕出し料理店「川喜」で板場修業に入り、同店の料理長を経て独立。法善寺横丁に「浪速割烹 〓(き)川」、四天王寺の西側に「天神坂上野」を営む。現在は料理人としては引退し、なにわの食文化の語り部とまたは食の随筆家として執筆や講演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どら母 学校図書館を考える

1
テレビで見て 興味深かったので、読んでみた。語り口のままに、本になっている。2014/04/03

えむa

0
浪速割烹の礎を築いた上野修三さんの自叙伝。伝統と革新の融和を模索し、試行錯誤の末、最後に到達したところが”天神坂上野”だったのかな?2014/02/05

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