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出版社内容情報
本書前半は患者とのコミュニケーションスキルを高める方法、後半では患者の心理的な問題をどう解決するかを症例をあげて説明する。
理学療法士と作業療法士の治療の目的は、患者の身体的な機能の回復だが、身体的なスキルの向上は必ず心理的な活動をともなう。本書ではその臨床活動に心理学の原理をどう使うかを詳細に述べる。前半は、患者とよい治療関係を築いていくためのコミュニケーションスキルを高める方法、後半では、患者の心理的な問題をどう解決するかを具体的に説明。症例をあげてわかりやすく具体的に書かれているので、すぐに臨床の場で実践できる。
第1章 治療をはじめる前に
第2章 セラピストと患者の人間関係
第3章 患者の気持ち
第4章 言葉によらないコミュニケーション
第5章 コミュニケーションの実際
第6章 患者の不安を軽減する方法
第7章 現実脱感作法を使って不安を克服する
第8章 自分の気持ちと権利を適切に表現しましょう
第9章 患者のやる気を起こすアプローチ
第10章 実践のためのガイドライン
【著者紹介】
ミシガン州立大学大学院カウンセリング心理学専攻終了(Ph. D.)関西学院大学学長、理事長、関西福祉科学大学教授を経て現在 関西学院大学名誉教授、関西福祉科学大学名誉教授専攻 臨床心理学、社会福祉学著書 『カウンセリングの理論と方法』理想社、『保育・保健・福祉のための人格発達論』ナカニシヤ出版、『グループワークとカウンセリング』日本YMCA 同盟出版部、『親と子の臨床心理』創元社、『しつけ上手の心理学』大和書房、『リーダーシップの条件』大和書房、『カウンセラー入門』誠信書房、『コーチング』誠信書房、『心を育てる』誠信書房、『カウンセリングの進め方』誠信書房、『人間関係を良くするカウンセリング』誠信書房、『武田建のコーチングの心理学』創元社、『やる気を育てる子育てコーチング』創元社、ほか
内容説明
どうやれば患者の話に耳を傾けられるのか。聞いた内容をどう理解したらいいのか。患者にどう語りかけたらいいのか。前半では、コミュニケーションのスキルを高めるためのヒントを数多く挙げた。バーバル(言語的)なコミュニケーションだけでなくノンバーバル(非言語的)なコミュニケーションについても紹介している。後半では、治療者が患者の問題をどう解決するかを具体的に説明。患者の不安を解消するために、イメージを使ってやる方法と実際の場面でやる方法を順序だてて説明し、解説した。セラピストが、また患者が、周囲の人の気持ちを傷つけないように、それでいて思いきって自分の意見や気持ちを表現する方法も紹介している。
目次
第1章 治療をはじめる前に
第2章 セラピストと患者の人間関係
第3章 患者の気持ち
第4章 言葉によらないコミュニケーション
第5章 コミュニケーションの実際
第6章 患者の不安を軽減する方法
第7章 現実脱感作法を使って不安を克服する
第8章 自分の気持ちと権利を適切に表現しましょう
第9章 患者のやる気を起こすアプローチ
第10章 実践のためのガイドライン
著者等紹介
武田建[タケダケン]
ミシガン州立大学大学院カウンセリング心理学専攻修了(Ph.D.)。関西学院大学学長、理事長、関西福祉科学大学教授を経て、関西学院大学名誉教授、関西福祉科学大学名誉教授。専攻は臨床心理学、社会福祉学
中俣恵美[ナカマタエミ]
行岡医療技術専門学校リハビリテーション学科卒業、理学療法士。関西福祉科学大学大学院社会福祉学研究科臨床福祉学専攻博士前期課程修了。大阪鉄道病院、関西医療技術専門学校理学療法学科学科長を経て、関西福祉科学大学保健医療学部リハビリテーション学科講師兼実習センター長。専攻は理学療法学、生活自立支援学
出田めぐみ[イズタメグミ]
国立療養所近畿中央病院付属リハビリテーション学院作業療法学科卒業、作業療法士。関西福祉科学大学大学院社会福祉学研究科臨床福祉学専攻博士前期課程修了。琴の浦リハビリテーション病院、四天王寺悲田院、関西医療技術専門学校作業療法学科長を経て、関西福祉科学大学保健医療学部リハビリテーション学科講師兼実習センター副センター長。専攻は作業療法学、臨床福祉学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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