曲がる腰にもワケがある―整形外科医が教える、首・腰・関節のなるほど話

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曲がる腰にもワケがある―整形外科医が教える、首・腰・関節のなるほど話

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  • サイズ B6判/ページ数 233p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422410814
  • NDC分類 494.7
  • Cコード C0047

出版社内容情報

齢をとるにつれ、だんだんと曲がる腰。その理由とは? 神戸で評判の整形外科医院の名医が教える、骨や関節のなるほど話。

齢を重ねるにつれ、だんだんと曲がる腰、それにも体を守るためのいろいろな理由があることを知っていますか? 湿布の貼り方ひとつとっても、最近の知見がたくさん隠されていることを聞いたことがありますか? これまでに3万人もの患者さんを診察し、今も毎日多くの患者さんが訪れる、神戸の整形外科医院。その名医が教える、骨や関節やリウマチのなるほど話。誰でも楽しみながら知恵がつく、元気に長生きするための知恵袋です。

曲がる腰にもワケがある 目次

 はじめに

――第1章 患者さんの、よくある疑問にお答えします

Q1「冷湿布と温湿布はどう使い分けるのですか?」
Q2「1日1回貼る湿布と2回貼る湿布は、どう違うのでしょうか?」
Q3「湿布は何時間貼ればよいのでしょうか?」
Q4「かぶれやすい湿布と、かぶれにくい湿布があるのですか?」
Q5「湿布でも喘息が起こりますか?」
Q6「ケガをしたら冷やすのか暖めるのか、どちらがいいのですか?」
Q7「慢性の腰痛や膝痛には、冷やすのか暖めるのかどちらがいいのですか?」
Q8「使い捨てカイロを長時間使っても大丈夫なんですか?」
Q9「お風呂にはいるのは体にいいことなんですか?」
Q10「こむら返りはどうして起こるのですか?」
Q11「こむら返りがよく起こるのですがどうすればよいでしょうか?」
Q12「下肢のむくみがつらいのですが……」
Q13「関節の水を抜くと癖になるのですか?」
Q14「関節は、なぜポキポキ鳴るのですか?」
Q15「笑うことと病気には、本当に関係があるのですか?」
Q16「寒くなると、関節の痛みがひどくなるのでしょうか?」
Q17「布団やマットは硬い方が体によいのですか?」
Q18「枕の高さは、どうやって決めればよいのですか?」
Q19「注射の後、押さえるのと揉むのとでは、どちらが正しいのですか?」
Q20「傷口にお風呂とシャワーでは違いがあるのですか?」
Q21「注射の後、風呂やシャワーはどのくらい我慢すればよいのですか?」
Q22「サプリメントは本当に膝に効くのですか?」
Q23「ビタミンの摂りすぎが体に悪いことはないのですか?」
Q24「「日にち薬」とはどのような薬でしょうか?」
Q25「それぞれの専門分野で、よい医師の見つけ方がありますか?」
Q26「手術件数の多い病院はレベルが高いのですか?」

――第2章 元気に老いるための基礎知識

◆「健康」ということについて
健康寿命について
病気には、予防こそが大切
病気の再発が気になって仕方がない方に
「完治」という言葉について
「歳を取っている」ではなく、「若くない」と言葉を変える
老化とは何か
自分の病名を知ることの大切さ
初めて医師に受診する時は、多少でも自分の病気についてまとめておく
だましだまし、ではなくて上手に付き合っていく
医師は呪いをかける呪術師ではなく、呪いを解く陰陽師
顔色をうかがう

◆「痛み」というものについて
痛みは体の異常を知らせる意味で有益なサイン
痛みと炎症について
痛みや炎症の急性と慢性における違い
痛みには閾値というものがある
神経痛は圧迫だけが原因なのか
病気を治すのが先か、痛みを取るのが先か
痛みに対する感受性は、人それぞれによってずいぶん違う
痛いところを強く揉んだり指圧しすぎたりしないように

◆「スポーツ」や「運動」について
運動と年齢について
0%か100%ではなく、その間を
激しすぎる運動は、活性化酸素を量産し老化を早める
する前にウォーミングアップ、した後にクーリングダウンを
なるべくケガをしないように
転ばないことの大切さ
運動やスポーツをした後は必ず休息を
運動やスポーツ不足ではなくて、体操不足
じっとしすぎず、なるべくエンジンをアイドリング状態に保つ
プールで泳ぐことはよいこと?

――第3章 整形外科についての基礎知識

◆そもそも「整形外科」って何?
整形外科は、どのような病気を治療するのか
語源は「子供の体をまっすぐにする」という意味

◆「変形」について
骨や関節の「変形」は、悪いものなのか
変形性関節症とは
腰や背中が曲がるのは、体の防御反応?

◆「骨」と「軟骨」について
骨は生きている
骨のしなやかさを保つように
関節を動かすことで、血管のない軟骨に酸素や栄養が行き渡る

◆「リハビリ」について
リハビリテーションとは、どのような意味なのか
他力本願より自力本願
リハビリにおける体操や運動療法とスポーツや仕事で動かすことの違い
できないことをする、痛い方向へ動かすのがリハビリ
動かさずにできるリハビリ・運動療法がある
リハビリには旬がある

◆「体操」について
ほぐす体操、鍛える体操、角度などを改善する体操
体操の程度
体操のキーワードは、「気楽に」
一番よい運動は、30分ほどのウォーキング
変わった体操は、かえって有害なことがある

◆痛みとの付き合い方などについて
階段や下り坂で膝などが痛いわけ
人工股関節と人工膝関節は、非常に有効な治療
内視鏡手術や短い入院期間は、よい部分もあればそうでない部分もある
「装具」は、なかなかすぐれた治療法
杖は魔除けにもなる
ロコモティブシンドロームって何?

◆「薬」について
薬は、上手に使えさえすれば素晴らしい治療法
薬に関する疑問や相談は遠慮なく主治医に聞く
痛み止め薬は、あくまで一時的なものなのか
痛み止めを飲まずに我慢すると、血圧が上がる
痛み止めには強さのランキングがある
抗生剤の使い方
ステロイドは怖い薬なのか
だましだまし薬を減らしていく
ステロイドホルモンの関節内注射はほどほどに
ヒアルロン酸の関節注射はいつまで続ければよい?

――第4章 整形外科が治療する主な病気について

肩こり
腰痛
 腰痛各論
 変形性脊椎症
 骨粗鬆症
 脊椎の圧迫骨折
 ぎっくり腰
 椎間板ヘルニアと坐骨神経痛(根性坐骨神経痛)
 椎間関節性の痛み(ファセットペイン)
 腰部脊柱管狭窄症
 疲労性の腰痛
 分離症
 すべり症
 不安定性脊椎
 仙腸関節炎
 悪性疾患による腰痛
 腰痛の原因について
 腰痛への日常的対策
膝痛(変形性膝関節症)
しびれ
神経痛
 頸椎椎間板ヘルニア
 変形性頸椎症(頸椎症、頸骨骨軟骨症)
 頸椎後縦靱帯骨化症
 胸郭出口症候群
 肘部管症候群
 手根管症候群
 橈骨神経麻痺
 肋間神経痛
 ヘルニアによらない坐骨神経痛、たとえば梨状筋症候群
 知覚異常性大腿痛
 腓骨神経麻痺
 足根管症候群
 モートン病
 指の神経痛
 神経の老化
骨粗鬆症
関節リウマチ
リウマチ性多発筋痛症
線維筋痛症
透析と整形外科の病気について
骨折
痛風(高尿酸血症)
偽痛風
成長時痛
肉離れ

――第5章 整形外科の病気と間違えやすい病気について

脳が原因の体や手足の麻痺、しびれ
頭痛
顔面のしびれ
顎関節症
手のふるえ
パーキンソン病およびパーキンソン関連疾患
多発性硬化症
筋萎縮性側索硬化症
脊髄小脳変性症
筋ジストロフィー
ギランバレー症候群
HAM(HTLV-1関連脊髄症)
糖尿病による手足のしびれ
脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)
内臓疾患の関連痛
脱腸(そけいヘルニア)
動脈硬化など下肢血流不全による間歇性跛行
下肢静脈瘤
ヘルペス(帯状疱疹)
単純性ヘルペス(単純性疱疹)

 おわりに

 ◎コラムその1 老化に関するさまざまな学説
 ◎コラムその2 老々介護の厳しい現実
 ◎コラムその3 骨の進化論
 ◎コラムその4 骨粗鬆症は進化のたまものか

fin

内容説明

「1日1回貼る湿布と2回貼る湿布は、どう違うのでしょうか?」「こむら返りはどうして起こるのですか?」「関節の水を抜くと癖になるのですか?」「それぞれの専門分野で、よい医師の見つけ方がありますか?」…患者さんがなかなか聞けないこんな疑問にも、本書がズバリお答えします。

目次

第1章 患者さんの、よくある疑問にお答えします(「冷湿布と温湿布はどう使い分けるのですか?」;「1日1回貼る湿布と2回貼る湿布は、どう違うのでしょうか?」 ほか)
第2章 元気に老いるための基礎知識(「健康」ということについて;「痛み」というものについて ほか)
第3章 整形外科についての基礎知識(そもそも「整形外科」って何?;「変形」について ほか)
第4章 整形外科が治療する主な病気について(肩こり;腰痛 ほか)
第5章 整形外科の病気と間違えやすい病気について(脳が原因の体や手足の麻痺、しびれ;頭痛 ほか)

著者等紹介

井尻慎一郎[イジリシンイチロウ]
井尻整形外科院長、医学博士。1957年神戸市生まれ。1976年大阪医科大学首席入学、1982年同大学卒業、大阪医科大学一般・消化器外科を経て、1984年京都大学医学部附属病院整形外科入局・医員、愛媛県立中央病院、兵庫県立塚口病院、公立高島総合病院を経て、1990年京都大学大学院医学研究科博士課程入学、1994年同大学院修了、1994年神戸市立医療センター中央市民病院整形外科副医長、1996年同病院医長、1998年同病院医局長、2000年神戸市垂水区で井尻整形外科開業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ユウユウ

31
近所や知り合いにこんな整形外科医さんいたらいいなと思える語り口。体操のインストラクターは自分と同じくらいの年齢の人を選ぶといい(若いと、若くない人の体力や限界を想像しにくい)、薬を上手に使う(痛みを我慢すると血圧があがる)、正座は膝にとってかなり厳しい姿勢などなど。後半には整形外科で扱うような病気(もしくは間違えやすい病気)のひとくち解説もあり、どこに相談すればよいかもあり、まさに安心させてくれる名医のようでした。2018/09/06

yayoi kawai(河合 弥生)

1
著者は、神戸市垂水区で開業している整形外科医ということで、親しみを持てた。曖昧だった冷湿布と温湿布の使い分けやお風呂の入り方、関節をポキポキやるのはよくないのか?などの疑問にわかりやすく解説してあり、読みやすかった。もし、自分が整形外科のお世話になることがあれば、是非、井尻先生にお願いしたいと思った。2012/07/07

岡 幸治

1
この本の書評を読んで交通事故の後この病院に通い始めましたが、冗談抜きで「行列のできる整形外科クリニック」です。理学療法士さんも3名も常駐し、レントゲン技師もいます。先生はいかにもやり手という感じです。で、この本をよむと見逃してるちょっとした疑問を解決してくれたり、先生の医学の道はどこまでも遠いという、本音の言葉が聞けたりと、元患者としてはうれしい一冊です。2012/02/16

Maiラピ

1
最近腰が曲がったお年寄りみたことないな。2011/06/12

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