生体の歪みを正す―橋本敬三論想集

生体の歪みを正す―橋本敬三論想集

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  • サイズ A5判/ページ数 508p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784422410562
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C3047

出版社内容情報

【解説】
人体のメカニズムと生活の基本をなす食・息・動・思の法則との相互連関の中に疾病と治療の根本原理を把握,全てを生命の自然法則と人間の営みとの関係に帰して健康を論じる。

内容説明

操体法で知られる著者の半世紀にわたる、論文随想のすべてを、1冊に収めた全文集。生体の基礎構造に働く運動系のメカニズムと生活の自然法則との相関を追求して健康と疾病の根源に迫る思索と体験のあとを体系的に収録。

目次

巻頭主論(微症状―現代医学の謎;般若身経)
第1部求学備忘録(力学的医学の構想;脳下垂体前葉ホルモン製剤の応用について;毛鍼即効穴と即効刺激のいろいろ;ダイナミックな診療の提唱;腹痛とガス;頻死の痰;噫、亀封川甘汞大先生)
第2部 東西医学の交流地点(シュミット博士に;東西医学の交流地点;運動系と生活機能との関連について;運動系による診察と治療)
第3部 健康増進の論理(異常感覚と運動系の歪み;体操の意義;運動系の歪みと異常感覚;健康社会建設の具体策を;何の医の倫理ぞや;医師よ惰眠を貪るなかれ;ライフ・サイエンス;生き方の自然法則;非公認医療半世紀の告白)
第4部自伝・随想・雑感(教室同窓会における「思い出と夢」;「運動系の歪み」の理解;日本医師会長への書簡;日本医事新報に感謝)
附録(清水亀芳氏の外聴道異物に関する経験;シュミット博士への提言;「健康増進の論理」の英・仏・独語訳)