出版社内容情報
見開きでまとまった簡潔な構成と、適度にデフォルメされたイラストで、複雑なしくみやはたらきをわかりやすく学べる「イラスト授業シリーズ」第4弾。
今回のテーマは国際社会全体が取り組むべき課題である「地球環境問題」。経済開発や人口問題、国際化や難民問題などの人間社会に関わる側面と、温暖化や大気・海洋汚染、生物多様性への脅威など自然や科学技術に関わる側面、両方にまたがる幅広いトピックを抜き出し、地球が直面しているさまざまな危機とそれに対する取り組みとを、イラストと写真を織り交ぜて図解します。
豊かな地球環境が成立する条件にも、それに悪影響を及ぼす要因にも、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。その要素と相互関係を総合的に理解できる、これまでにないビジュアル図鑑です。
〈本書の特長〉
(1)分野横断的に環境問題を学べる
国際関係や社会経済システム、科学技術など、地球環境の危機をもたらす原因と相互関係を総合的に学べるから、環境問題全体の概要が理解できます。
(2)写真を含むイラストで直観的にわかる
ダイナミックな自然循環のしくみや地球規模の問題の実態、各種の統計データなどを、イラスト、写真、グラフや表を含む数多くの図版で説明しているので、複雑な内容も直観的に理解できます。
(3)情報がコンパクトで読みやすい
それぞれのテーマは見開き(2ページ)単位で簡潔にまとまっているので、興味関心に合わせてどこからでも、短い時間で読むことができます。
(4)コラム形式でさらに気軽に
応用実践のための提案や内容を補足する統計データなど、各テーマは多彩なコラムを組み合わせた形で構成されているので、長々とした文章を読む必要がありません。
(5)環境教育にも役立つ
環境問題に関する多岐にわたる専門領域を広く扱い、イラストやインフォグラフィックでやさしく示しているので、環境教育にも活用できます。
〈各章の主な内容〉
第1章 変化の要因
人口増加と高齢化、経済開発と借金、都市化の波、エネルギー問題、食料問題、水不足、消費主義の拡大とごみ問題
第2章 変化の結果
グローバル社会、基本的なインフラや教育、医療の整備、テロ問題、難民問題、地球温暖化、大気・海洋汚染、森林伐採と砂漠化、生物多様性の危機
第3章 現状を変える
人間活動が地球に与える影響、自然保護のための目標、クリーン・テクノロジー、循環型経済、持続可能な社会作りとその目標
内容説明
分野横断的に環境問題を学べる。教育、SDGs対策にも最適。見開きでまとまった簡潔な構成と、わかりやすいイラストで、地球環境の危機と保護の実際を学べる、今までにないビジュアル図鑑。
目次
第1章 変化の要因(人口爆発;経済発展;都市化の波 ほか)
第2章 変化の結果(地球規模でつながる時代;多くの人によりよい暮らしを;変化する地球の大気 ほか)
第3章 現状を変える(人間活動の加速度的増大;地球規模の目標とは;未来を形作る ほか)
著者等紹介
ジュニパー,トニー[ジュニパー,トニー] [Juniper,Tony]
大英帝国三等勲爵士。国際的に著名なエコロジスト、作家、持続可能性アドバイザー。国際会議やシンポジウムに定期的に参加するなど、30年以上にわたり、持続可能な社会へ向けた活動を国内外でおこなっている。地球環境の変化に関する多くの著書・監修書を手掛け、ベストセラーや数々の賞を受賞している
赤羽真紀子[アカバネマキコ]
1969年、東京生まれ。CSRアジア日本代表。早稲田大学政治経済学部卒業後、三菱銀行に入行。退職後、早稲田大学教育学部理学科生物学専修に学士入学。カリフォルニア大学リバーサイド校大学院生物学科、タフツ大学大学院動物公共福祉学科で学ぶ。帰国後、スターバックスコーヒージャパン、セールスフォース・ドットコム日本法人、アジア・パシフィック社会貢献部門統括、日興アセットマネジメントの初代CSR室長を経て現職
大河内直彦[オオコウチナオヒコ]
1966年、京都市生まれ。海洋研究開発機構上席研究員。東京大学大学院博士課程修了。京都大学、北海道大学、米国ウッズホール海洋研究所などを経て、現職
千葉喜久枝[チバキクエ]
1969年、東京生まれ。東京都立大卒、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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