出版社内容情報
社会福祉法人京都ライフサポート協会が
追求し実践してきた世界観の中で、
心身に障がいのある方が、
施設で暮らし、働くという
ありのままの姿を紹介する。
※Q&A有
※英文対訳付
■はじめにより
障がい者福祉の世界へ?び込んで、もう半世紀になろうとしています。
(中略)
?歩?歩、?を登るように夢を形にする作業を続けた結果、?年あたためてきた夢が、「横?通り43番地『庵』」として形になりました。また幼児期から高齢期まで必要な事業を概ねすべて整えることで、社会福祉法人としての採算を合わせ、経営をしてきました。今では、京都駅のすぐ近く、つまり市街地の中心に「若杉」(通所事業所+相談事業所+グループホーム)、京都府南部の閑静な環境にある「庵」という事業拠点を主軸として運営しています。
この本では、私どもが追求し実践してきた世界観の中で、障がいのある方が、庵やそのまわりの施設で暮らし、働くというありのままの姿をご紹介したいと思います。それが、障がいのある方やそのご家族、また福祉の仕事に携わる方にとって、何らかのヒントになればと願っています。
(理事長・樋口幸雄)
目次
第1章 横手通り43番地『庵』(「庵」ができるまでの道のり(1)家庭のように暮らす―小舎制ユニットケアの試み
「庵」ができるまでの道のり(2)日本の福祉施設のあゆみ
「庵」ができるまでの道のり(3)更生からはじまった入所施設
建物としての「庵」の特徴
横手通り43番地「庵」の10のコンセプト
「庵」の一日
強度行動障がいとユニットケア
これからの「暮らし」のかたち)
第2章 はたらく(社会福祉法人京都ライフサポート協会が運営する「庵」の外側の事業)(「庵」の外側にあるさまざまな取り組み;「はたらく」)
第3章 Q&A(よくあるご質問の答え)