介護技術の自己点検―介護の専門性を求めて

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  • サイズ B5判/ページ数 110p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784422320571
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C3036

出版社内容情報

介護技術を体系的に列記して標準化。それらをどこまで身につけているか自己採点することで、介護のプロへのスキルアップをねらう。

「(社福)聖徳会」では、介護の技術のすべてを体系的に詳細に列記して標準化している。本書は、それを基盤に、一つ一つの技術や手順について、なぜそうした方がよいかという理由を書いた。納得したうえで学んだ方が正確に身につくからであり、ひいては心のこもった介護につながるからである。さらにそれらの技術や手順を日常的にどこまで身につけているか自己採点することで、介護のプロへのスキルアップをねらうものである。

本書の使い方
はじめに

第1章 介護の仕事
1.「介護」を考える
2.高齢者介護の歴史
3.2015年の高齢者介護
4.あらためて「介護」とは

第2章 日常生活支援
●1.食事の介助
1.「食べる」までの介助
2.「食べる」ことへの介助
3.「食べる」後への介助
●2.入浴の介助
1.「入浴」までの介助
2.「入浴」の介助(一般浴、機械浴)
3.「入浴」後の介助
●3.排泄の介助
1.排泄介助「トイレ」
2.排泄介助「オムツ」
●4.移乗の介助
1.移乗までの介助
2.移乗の介助(一人による部分介助、二人による全介助)
●5.褥瘡予防
褥瘡を予防する介助
●6.終末期について
具体的な援助

第3章 家事支援
●1.居室管理
1.ベッドメーキング
2.シーツ交換(ベッドに人がいる場合)
3.寝具の乾燥
4.疥癬感染者の場合
5.ポータブルトイレ洗浄
6.カーテン洗濯
7.ゴミ収集
●2.食器・衣類・日用品の管理
1.やかん、薬飲みの洗浄
2.衣類などの洗濯
3.衣類などの整理、入れ替え
4.買いおき食品の衛生管理
●3.共有スペースの管理
1.掃除
2.日照・換気・温度調節
3.植物の水やり
4.季節感のある演出
5.安全点検
6.補修依頼

第4章 社会生活支援
●1.金銭・所持品管理
1.金銭管理
2.所持品管理
●2.外出・買い物介助
1.外出介助
2.買い物介助(買い物代行)

第5章 認知症高齢者への援助
1.認知症についての基礎知識
2.認知症高齢者の生活支援

第6章 高齢者の心理とその対応
1.高齢者のこころ
2.コミュニケーションの図り方
3.コミュニケーションに関するチェック項目

第7章 記録と報告
1.記録の目的
2.記録の種類と記録上の留意点
3.報告の内容と方法

第8章 介護過程の展開
1.アセスメント(査定)
2.カンファレンス
3.ケアプランの作成・実行

第9章 介護保険と関連する諸制度
1.介護保険サービスを利用するにあたって
2.契約について
3.苦情解決について
4.権利擁護について
5.サービス評価について
6.地域包括支援センターについて

目次

第1章 介護の仕事
第2章 日常生活支援
第3章 家事支援
第4章 社会生活支援
第5章 認知症高齢者への援助
第6章 高齢者の心理とその対応
第7章 記録と報告
第8章 介護過程の展開
第9章 介護保険と関連する諸制度

著者等紹介

杉村和子[スギムラカズコ]
大阪教育大学大学院修了。(社福)聖徳会大阪老人ホームにて現場を経験、現在、(社福)聖徳会高齢者総合ケアセンターまつばらセンター長。公職としては(社)日本社会福祉士会会長などを歴任

北川妙子[キタガワタエコ]
大阪教育大学大学院修士課程修了。(社福)聖徳会から東大阪大学短期大学部講師となり、再び(社福)聖徳会にもどる。(社福)聖徳会大阪老人ホーム施設長を経て、現職は(社福)聖徳会大阪老人ホームうえだ施設長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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