アカデミア叢書<br> 大学と社会貢献―学生ボランティア活動の教育的意義

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アカデミア叢書
大学と社会貢献―学生ボランティア活動の教育的意義

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422300504
  • NDC分類 377
  • Cコード C3036

出版社内容情報

社会貢献は教育・研究と並んで大学の使命の三本柱のひとつ。大学の社会貢献活動の理念や実際の取り組み例を概観する。

アカデミア叢書」刊行開始!アカデミア叢書(Academia Library)は、創元社が新たに立ち上げる学術専門書のシリーズです。心理・医療・教育を中心に、幅広い学術領域の最前線から、特定のテーマを深く掘り下げた優れた研究の成果を順次刊行していきます。その第一弾となる本書は、高等教育の社会的意義を問う研究です。――今日、社会貢献は教育・研究と並んで大学の使命の三本柱の一つに位置づけられている。大学はその多様な知的資源を活かした組織的・学際的な社会貢献への取り組みが求められている。また、社会貢献活動と地域社会との結びつきを明らかにする必要がある。大学における社会貢献は学生によるボランティア活動が中核であり、それが教育の成果をあげることにつながる。本書では様々な事例により大学の社会貢献の道筋を明らかにする。

序 論

  第I部 大学と社会貢献

第1章 大学における社会貢献の意義
    第1節 社会貢献の定義
    第2節 教育と社会貢献
    第3節 社会貢献学
    第4節 社会貢献と人間形成

第2章 大学におけるソーシャル・キャピタルの意義
    第1節ソーシャル・キャピタルという考え方
    第2節 大学における地域貢献活動事例と課題

  第II部 大学教育と社会貢献

第3章 大学におけるボランティア教育
    第1節 ボランティアとボランティア教育
    第2節シティズンシップ教育とサービス・ラーニング
    第3節 大学における体験型学習の現状と課題
    第4節 大学ボランティアセンターの立ち上げ事例
    第5節 正課授業から課外活動へ

第4章 学生ボランティア活動の教育的意義
    第1節 地域における学生ボランティアの意義
    第2節 国際ボランティアの教育的意義

第5章 大学におけるボランティア関連専門資格の検討
    第1節 ボランティア関連資格の現状と課題
    第2節 大学教育とボランティア専門科目の検討


  第III部 学生ボランティアと東日本大震災

第6章 東日本大震災における学生ボランティア
    第1節 東日本大震災と災害ボランティア
    第2節 災害ボランティア活動事例(167)

第7章 東日本大震災における大学生ボランティアの語り
    第1節 グラウンデッド・セオリー・アプローチ
    第2節 学生ボランティアの語り(184)

  結 論

【著者紹介】
佛教大学社会学部社会福祉学科卒業。放送大学大学院文化科学研究科文化科学専攻臨床心理プログラム修了。修士(学術)。神戸学院大学大学院人間文化学研究科人間行動論専攻修了。博士(人間文化学)。臨床心理士。社会福祉士。社会貢献活動支援士。京都外国語大学学生相談室インテーカーを経て、現在、常葉大学健康プロデュース学部心身マネジメント学科准教授。常葉大学大学院健康科学研究科臨床心理学専攻准教授。常葉大学学生相談室カウンセラー。常葉大学大学院臨床心理教育実践センター指導相談員。常葉大学社会貢献・ボランティアセンター運営委員会副委員長。 社会活動 特定非営利法人NGO活動教育研究センター理事 放送大学大学院臨床心理学研究会評議員 大学生等による部活動支援ボランティア検討委員会委員(静岡県教育委員会) 3.11はままつ東北復光プロジェクトオブザーバー

内容説明

大学の三つの使命―「教育」「研究」そして「社会貢献」。大学の社会貢献を真正面から捉えた理論と実践の書。

目次

第1部 大学と社会貢献(大学における社会貢献の意義;大学におけるソーシャル・キャピタルの意義)
第2部 大学教育と社会貢献(大学におけるボランティア教育;学生ボランティア活動の教育的意義;大学におけるボランティア関連専門資格の検討)
第3部 学生ボランティアと東日本大震災(東日本大震災における学生ボランティア;東日本大震災における大学生ボランティアの語り―グラウンデッド・セオリー・アプローチによる分析から)

著者等紹介

木村佐枝子[キムラサエコ]
1996年、佛教大学社会学部社会福祉学科卒業。2006年、放送大学大学院文化科学研究科文化科学専攻臨床心理プログラム修了、修士(学術)。2013年、神戸学院大学大学院人間文化学研究科人間行動論専攻修了、博士(人間文化学)。臨床心理士、社会福祉士、社会貢献活動支援士。京都外国語大学学生相談室インテーカーを経て、常葉大学健康プロデュース学部心身マネジメント学科准教授、同大学大学院健康科学研究科臨床心理学専攻准教授。同大学学生相談室カウンセラー、臨床心理教育実践センター指導相談員、社会貢献・ボランティアセンター運営委員会副委員長、ボランティアサークルThunderBirds・HUVOC隊・BBS会顧問を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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