戦争社会学ブックガイド―現代世界を読み解く132冊

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戦争社会学ブックガイド―現代世界を読み解く132冊

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  • サイズ B6判/ページ数 309,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422300429
  • NDC分類 391.1
  • Cコード C0030

出版社内容情報

40代の編者を中心に、執筆者40名を擁して編まれた、世界で初めての<戦争社会学>ブックガイド。

第一次大戦後、あらゆる戦争は、すべての国民・資源を動員する「総力戦」の時代に入った。その動員は、学校や企業に典型のごとく、平時においても継続することを辞めない。つまり社会が戦時体制化したのである。その不可視の動員を解くには、社会の戦時体制下を可視化する試み、すなわち<戦争社会学>の構築がまずは必要であろう。40代の編者を中心に執筆者40名を擁して編まれた、世界で初めての<戦争社会学>ブックガイド。

[目次]

イントロダクション 戦争社会学とは何か(野上元)

■第一部 「戦争の社会学」への招待

★第一章 戦争を社会学的に考えるための一二冊

*戦争を社会学する(荻野昌弘)――ロジェ・カイヨワ(秋枝茂夫訳)『戦争論――われわれの内にひ  そむ女神ベローナ』 
*超国家主義(植村和秀)――丸山眞男『現代政治の思想と行動』
*戦時国家と社会構想(井上義和)――筒井清忠『二・二六事件とその時代――昭和期日本の構造』
*総力戦がもたらす社会変動(佐藤卓己)――山之内 靖・成田龍一・ヴィクター・コシュマン編『総力戦と現代化』
*メディアと総力戦体制(難波功士)――佐藤卓己『現代メディア史』岩波書店・一九九八年
*戦争と視覚文化(野上元)――ポール・ヴィリリオ『戦争と映画――知覚の兵站術』
*体験を記述する営み(與那覇潤)――野上元『戦争体験の社会学――「兵士」という文体』弘文堂・二〇〇六年
*シンボルと大衆ナショナリズム(佐藤成基)――ジョージ・L・モッセ(宮武実知子訳)『英霊――創られた世界大戦の記憶』
*日常のなかの戦場動員(石原俊)――冨山一郎『戦場の記憶』
*戦場体験者のコミュニティ(野上元)――高橋三郎編『共同研究・戦友会』
*兵士たちの戦後と証言の力学(福間良明)――吉田裕『兵士たちの戦後史(戦争の経験を問う)』
*忠誠」から「反逆」へ(福間良明)――渡辺清『私の天皇観』

■第二部 戦争を読み解く視覚 

★第一章 戦争・軍隊・社会

オーバービュー(野上元)

*戦争の文明史(野上元)――マーシャル・マクルーハン、クエンティン・フィオール『地球村の戦争と平和』、ウィリアム・H・マクニール『戦争の世界史――技術と軍隊と社会』
*戦争と近代(遠藤知巳)――細見和之『「戦後」の思想ーーカントからハーバマスへ』
*戦争の二〇世紀(内田隆三)――多木浩二『戦争論』、桜井哲夫『戦争の世紀――第一次世界大戦と精神の危機』
*機関銃の社会史(野上元)――ジョン・エリス『機関銃の社会史』、松本仁一『カラシニコフ1・2』
*空爆の社会史(山本唯人)――荒井信一『空爆の歴史――終わらない大量虐殺』、前田哲男『戦略爆撃の思想――ゲルニカ―重慶―広島への軌跡』
*国家のシステムと暴力(新倉貴仁)――アンソニー・ギデンズ『国民国家と暴力』
*戦争とジェンダー/セクシュアリティ(佐藤文香)――上野千鶴子『ナショナリズムとジェンダー』、ジョージ・L・モッセ『ナショナリズムとセクシュアリティ――市民道徳とナチズム』
*近代組織としての軍隊(鈴木直志)――ラルフ・プレーヴェ『19世紀ドイツの軍隊・国家・社会』創元社・二〇一〇年
*軍事エリートの社会学(井上義和)―山口定『ナチ・エリート――第三帝国の権力構造』、永井和『近代日本の軍部と政治』、広田照幸『陸軍将校の教育社会史――立身出世と天皇制』
*失敗の本質(遠藤知巳)――戸辺良一ほか『失敗の本質――日本軍の組織論的研究』
*徴兵制(趙慶喜)――大江志乃夫『徴兵制』、一ノ瀬俊也『近代日本の徴兵制と社会』、尹載善『韓国の軍隊――徴兵制は社会に何をもたらしているか』
*日本の軍隊(福間良明)――吉田 裕『日本の軍隊――兵士たちの近代史』、吉田裕『日本の軍隊』
*入営と錬成(一ノ瀬俊也)―一ノ瀬俊也『皇軍兵士の日常生活』、一ノ瀬俊也『明治・大正・昭和軍隊マニュアル――人はなぜ戦場へ行ったのか』、原田敬一『国民軍の神話――兵士になるということ』
*女性動員から女性兵士へ(佐藤文香)――加納実紀代『女たちの「銃後」』、佐々木陽子『総力戦と女性兵士』、佐藤文香『軍事組織とジェンダー――自衛隊の女性たち』
*軍隊と地域(河西英通)――河西英通『せめぎあう地域と軍隊――「末端」「周縁」軍都・高田の模索(戦争の経験を問う)』
*銃後としての地域社会(一ノ瀬俊也)――一ノ瀬俊也『故郷はなぜ兵士を殺したか』、板垣邦子『日米決戦下の格差と平等――銃後信州の食糧・疎開』
*戦場と住民(石原俊)――大城将保『沖縄戦――民衆の眼でとらえる[戦争]』、石原俊『近代日本と小笠原諸島――移動民の島々と帝国』、林博史『沖縄戦――強制された「集団自決」』

★第二章 戦時下の文化――知・メディア・大衆文化

オーバービュー(福間良明)

*体制下の公共性(赤上裕幸)――佐藤卓己『「キング」の時代――国民大衆雑誌の公共性』、ヴィクトリア・デ・グラツィア『柔らかいファシズム――イタリア・ファシズムと余暇の組織化』
*日本主義とは何だったのか(井上義和)――竹内洋・佐藤卓己編『日本主義的教養の時代――大学批判の古層』、井上義和『日本主義と東京大学――昭和期学生思想運動の系譜』
*「帝国」の視線と自己像 (新倉貴仁)――酒井直樹ほか編『ナショナリティの脱構築』、坂野徹『帝国日本と人類学者――一八八四―一九五二年』
*戦意高揚とマスメディア(河崎吉紀)――竹山昭子『史料が語る太平洋戦争下の放送』、今西光男『新聞資本と経営の昭和史――朝日新聞筆政・緒方竹虎の苦悩』、津金澤聰廣・有山輝雄編著『戦時期日本のメディア・イベント』
*大衆宣伝(小林聡明)――大田昌秀『沖縄戦下の米日心理作戦』、山本武利『ブラック・プロパガンダ――謀略のラジオ』
*戦時の娯楽(赤上裕幸)――古川隆久『戦時下の日本映画――人々は国策映画を観たか』、ピーター・B・ハーイ『帝国の銀幕――十五年戦争と日本映画』
*軍神・英雄の肖像(塚田修一)――山室建徳『軍神――近代日本が生んだ「英雄」たちの軌跡』、多木浩二『天皇の肖像』
*敵のイメージ(石田あゆう)――ジョン・W・ダワー『容赦なき戦争――太平洋戦争における人種差別』、サム・キーン『敵の顔――憎悪と戦争の心理学』
*身体への照準(高井昌吏)――坂上康博『権力装置としてのスポーツ――帝国日本の国家戦略』、坂上康博・高岡裕之編『幻の東京オリンピックとその時代――『戦時期のスポーツ・都市・身体』、高井昌吏・古賀篤『健康優良児とその時代――健康というメディア・イベント』
*戦争と平準化(祐成保志)――井上雅人『洋服と日本人――国民服というモード』、祐成保志『〈住宅〉の歴史社会学――日常生活をめぐる啓蒙・動員・産業化』
*戦時下の日常(木村豊)――喜多村理子『徴兵・戦争と民衆』、乾淑子『戦争のある暮らし』
*女性イメージの変容(石田あゆう)――若桑みどり『戦争がつくる女性像 第二次世界大戦下の日本女性動員の視覚的プロパガンダ』
*『聖戦』『正戦』の綻び(岩間優希)――川村邦光『聖戦のイコノグラフィ――天皇と兵士・戦死者の図像・表象』
*戦時下の抵抗(山本昭宏)――同志社大学人文科学研究所編『戦時下抵抗の研究――キリスト者・自由主義者の場合 ?T・?U』、家永三郎『太平洋戦争』
*占領はいかに受容されたか(南 衣映)――ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて(上)(下)』
  
★第三章 体験の理解と記憶の解釈

オーバービュー(福間良明)

*戦争体験への固執(福間良明)――安田武『戦争体験――一九七〇年への遺書』、吉田満『「戦艦大和」と戦後』
*体験者の心情を読み解く(青木秀男)――森岡清美『決死の世代と遺書――太平洋戦争末期の若者の生と死』、森岡清美『若き特攻隊員と太平洋戦争――その手記と群像』
*記憶と忘却(山口誠)――米山リサ『広島 記憶のポリティクス』、山口誠『グアムと日本人 戦争を埋立てた楽園』
*終戦・敗戦の記憶(菊池哲彦)――佐藤卓己『八月十五日の神話――終戦記念日のメディア学』、生井英考『負けた戦争の記憶――歴史のなかのヴェトナム戦争』
*植民・引揚と「帝国」の記憶(坂部晶子)――蘭信三『「満州移民」の歴史社会学』、坂部晶子『「満洲」経験の社会学――植民地の記憶のかたち』
*トラウマとしての戦争体験(直野章子)――下河辺美知子『トラウマの声を聞く――共同体の記憶と歴史の未来』、森茂起『トラウマの発見』
*体験の記述を読み解く(山本昭宏)――川村湊・成田龍一・上野千鶴子・奥泉光・イ・ヨンスク・井上ひさし・高橋源一郎『戦争はどのように語られてきたか』、開高健『紙の中の戦争』岩波書店・一九九六年(同時代ライブラリー版)
*戦争体験言説の戦後史(與那覇潤)――高橋三郎『「戦記もの」を読む――戦争体験と戦後日本社会』、成田龍一『「戦争経験」の戦後史――語られた体験/証言/記憶』、與那覇潤『帝国の残影――兵士・小津安二郎の昭和史』
*戦争観の変容(成田龍一)――吉田裕『日本人の戦争観――戦後史のなかの変容』、油井大三郎『なぜ戦争観は衝突するか――日本とアメリカ』
*戦後思想と戦争体験(與那覇潤)――小熊英二『〈民主〉と〈愛国〉――戦後日本のナショナリズムと公共性』、大門正克編『昭和史論争を問う――歴史を叙述することの可能性』
*戦争体験の継承と断絶(浜日出夫)――浜日出夫編『戦後日本における市民意識の形成――戦争体験の世代間継承』、桜井厚・山田富秋・藤井泰編『過去を忘れない――語り継ぐ経験の社会学』、関沢まゆみ編『戦争記憶論――忘却、変容そして継承』
*メディアの機能と語りの位相差(福間良明)――福間良明『「反戦」のメディア史――戦後日本における世論と輿論の拮抗』、福間良明『殉国と反逆――「特攻」の語りの戦後史』
*戦争遺跡と文化遺産(木村至聖)――荻野昌弘編『文化遺産の社会学――ルーヴル美術館から原爆ドームまで』、本康宏史『軍都の慰霊空間――国民統合と戦死者たち』
*軍事博物館・平和博物館の社会学(野上元)―― 歴史教育者協議会編『平和博物館・戦争資料館ガイドブック』
*「被害」と「加害」の架橋(川口隆行)――小田実『「難死」の思想』、川口隆行『原爆文学という問題領域』
*「断絶」の錯綜と世代(福間良明)――福間良明『「戦争体験」の戦後史――世代・教養・イデオロギー』、福間良明『焦土の記憶――沖縄・広島・長崎に映る戦後』

★第四章 戦争の〈現在〉歴史の重みと不透明な未来

オーバービュー(野上元)

*戦争報道(岩間優希)――フィリップ・ナイトリー『戦争報道の内幕――隠された真実』、橋本晃『国際紛争のメディア学』
*責任と倫理(橋爪大三郎)――加藤尚武『戦争倫理学』、三浦俊彦『戦争論理学――あの原爆投下を考える62問』
*日本の戦争責任(石原俊)――家永三郎『戦争責任』、大沼保昭『東京裁判、戦争責任、戦後責任』、金富子・中野敏男編著『歴史と責任――「慰安婦」問題と一九九〇年代』
*戦死者のゆくえ(川村邦光)――川村邦光編『戦死者のゆくえ――語りと表象から』、今井昭彦『近代日本と戦死者祭祀』
*靖国問題の戦後史 (赤江達也)――赤澤史朗『靖国神社――せめぎあう〈戦没者追悼〉のゆくえ』、高橋哲哉『靖国問題』
*語りえぬものと証言・証拠(鈴木智之)――ソール・フリードランダー編『アウシュヴィッツと表象の限界』、高橋哲哉『記憶のエチカ――戦争・哲学・アウシュヴィッツ』
*冷戦と表象(菊池哲彦)――スーザン・ソンタグ『他者の苦痛へのまなざし』、ジャン・ボードリヤール『湾岸戦争は起こらなかった』
*冷戦と世界内戦(植村和秀)――カール・シュミット『パルチザンの理論――政治的なるものの概念についての中間所見』
*大衆文化と戦争の痕跡(山本昭宏)――好井裕明『ゴジラ・モスラ・原水爆 特撮映画の社会学』、吉村和真・福間良明編『「はだしのゲン」がいた風景――マンガ・戦争・記憶』
*ポップな戦争(塚田修一)――中久郎編『戦後日本のなかの「戦争」』、佐藤卓己編・日本ナチカルチャー研究会著『ヒトラーの呪縛』
*これは『戦争』か(和田伸一郎)――ポール・ヴィリリオ『幻滅への戦略――グローバル情報支配と警察化する戦争』
*『新しい戦争』と私たちの関与(和田伸一郎)――ウルリッヒ・ベック『世界リスク社会論――テロ、戦争、自然破壊』

あとがき
参考文献

【著者紹介】
1971年東京都生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科准教授。東京大学大学院人文社会系研究科社会文化研究専攻。博士(社会情報学)。専門は歴史社会学・社会情報学。著書に『戦争体験の社会学──「兵士」という文体』(弘文堂・2006年)、共編著に『カルチュラル・ポリティクス1960/70』(せりか書房・2005年)、共著に『岩波講座アジア・太平洋戦争2・戦争の政治学』(岩波書店・2005年)等がある。

内容説明

戦争を「いま・ここ・わたし」の身近な問題として考えるために編んだ、今までにない入門書。

目次

第1部 「戦争社会学」への招待―戦争を社会学的に考えるための12冊(戦争を社会学する―ロジェ・カイヨワ『戦争論』;超国家主義―丸山眞男『現代政治の思想と行動』;戦時国家と社会構想―筒井清忠『二・二六事件とその時代』;総力戦がもたらす社会変動―山之内靖他編『総力戦と現代化』 ほか)
第2部 戦争を読み解く視角(戦争・軍隊・社会;戦時下の文化―知・メディア・大衆文化;体験の理解と記憶の解釈;戦争の“現在”―歴史の重みと不透明な未来)

著者等紹介

野上元[ノガミゲン]
1971年生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科准教授。東京大学大学院人文社会系研究科社会文化研究専攻修了。博士(社会情報学)。専門は歴史社会学・社会情報学

福間良明[フクマヨシアキ]
1969年生まれ。立命館大学産業社会学部准教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。専門は歴史社会学・メディア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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白義

12
戦争と社会を巡る問題に踏み入った著作を紹介したブックガイド。とりわけ、従軍経験やメディアと戦争など戦争受容と文化形成の問題に詳しく、総論から各論まで一冊ごとの分量は薄いものの広い指針となり得る。戦争社会学という分野自体が近年出来てきたもので、新たなこの領域を位置付けようとする意欲性も強く気合いが伝わってくる。あくまで戦争「社会」学であり狭義の戦記や戦略論は紹介されていないが、渡辺清「私の天皇観」などセレクトもかなり秀逸。広すぎる感はあるがそれが発展途上の学問特有の熱気を感じさせる2014/10/18

sendagi1130022

3
価値論・規範論から意識的に離れた軍事社会学ではなく、あくまで「戦争体験の位置づけや死者たちの心情の理解に対する執念(中略)そこから始まった戦争研究の系譜、あるいはその重要な問題提起(12p)」を重視する戦争社会学としての立場から、民衆・メディア・国民国家・民主主義と戦争の親和性をもえぐりつつ、書籍を紹介する。本書はブックガイドであり、多種多彩なテーマと書籍を扱っているから個々について詳しく述べられないが、テーマごとに数頁の短い論考と書籍紹介でまとめられているから、興味を惹かれたものを読んでもよいだろう。2012/09/28

くさてる

3
現代社会に戦争がもたらす影響と、戦争が存在する社会についての理解を深めるためのブックガイド。この分野に疎い私でも、何冊かは読んでみたいと思う本があった。慣れていない人には難解に思える語句や言い回しはあると思うけれど、題名にピンと来た人は、興味が持てるテーマのところだけでもチェックしてみてもいいかも。「戦争が起これば最初の犠牲者は真実である」という言葉が重かった。2012/06/18

とむ

2
また辞書的に引くだろうけど、一応読了。戦争社会学が無いに等しい日本で、戦争を学びたい人へのブックガイド。いっぱい読まなきゃー!わー!2014/07/02

ひろし

2
非常に幅広く戦争について分析しており、新鮮だった。理解できない分野もあったりしたので、再読をしたい。とはいえ、個々のテーマは記述も短いので、興味のある分野を絞って元の文献を当たって深めていくのもよいと思った。2012/10/06

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