出版社内容情報
日本万国博覧会(EXPO'70)から50年の節目に、昭和・平成・令和をまたいでつむぐ万博を中核とした戦後史の物語。大空襲、占領下を経て、復興から高度経済成長へと向かっていく時代の空気と街の変貌、70年万博の熱狂を描き出す。大阪万博で注目を集めた主要パビリオンの見どころや、活躍した人物、万博後に継承されたレガシーや花博などの関連イベントにも触れ、さらには2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の構想案も公開。
内容説明
祝大阪万博50周年。大空襲、占領下を経て、復興から高度経済成長へと向かっていく時代の空気と、70年万博の熱狂を描き出す。2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の構想案も公開。
目次
第1章 戦災から復興への昭和二〇年代―大阪万博前史1 一九四五~一九五四年(一九四五年 五〇回もの空襲によって一面焼け野原になった市街地;一九四五年 一万人を超える進駐軍が配置、町に星条旗が翻った日 ほか)
第2章 都市改造が進む昭和三〇年代―大阪万博前史2 一九五五~一九六四年(一九五六年 新世界のシンボル復活へ、地元の店主による通天閣再建;一九五七年 日本一と呼ばれた大阪の地下街は難波からはじまった ほか)
第3章 大阪万博とは何だったのか―一九七〇年の記録と記憶(万博開幕1 戦後最大のプロジェクトが実現した日本初の万国博覧会;万博開幕2 華々しい成果の裏に隠された米ソの宇宙開発競争 ほか)
第4章 継承される万博のレガシー―万博後の大阪イベント史 一九七一年~(一九七二年 跡地にできたエキスポランドとエキスポシティ;一九八三年 参列・観客とも日本最大級となった大阪城築城400年まつり ほか)
終章 二〇二五年日本国際博覧会へ―未来をデザインするその構想と計画(はじめに―二〇二五年国際博覧会の日本誘致;人類の健康・長寿への挑戦―二〇二五年日本万国博覧会基本構想案 ほか)
著者等紹介
橋爪紳也[ハシズメシンヤ]
大阪府立大学研究推進機構特別教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所所長。1960年、大阪市生まれ。京都大学工学部建築学科卒業、大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。建築史・都市文化論専攻。工学博士。エネルギーフォーラム賞優秀賞、大阪活力グランプリ特別賞、日本観光研究学会賞、日本都市計画学会石川賞、日本建築学会賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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