出版社内容情報
原寸復刻された迫力ある名所絵を読み解き、江戸時代の奈良へ誘う案内書。全三十景に厳選した絵図は、全体図を鑑賞したあとで部分図を添えて細部まで絵解きし、丁寧に解説する。南都の寺、飛鳥の名所から四季の行楽地、修験の峰々や川辺、人の暮らしや生業も題材にし、現代につながる生活文化や歴史・地理が体感できる。さらに資料編として、約180点に及ぶすべての絵図を縮小掲載し、地名やキーワードでも引ける画期的な図典。
内容説明
原寸復刻された迫力ある名所絵を読み解き、江戸時代の奈良へ誘う案内書。約180点超に及ぶすべての絵図も縮小掲載し、地名やキーワードで引ける画期的な図典。
目次
第1章 南都の大寺(法隆寺―聖徳太子の江戸時代の評判;東大寺―裸の大仏、江戸中期に復興 ほか)
第2章 飛鳥そして万葉(天香具山―天から降りてきた香具山;飛鳥社―飛鳥と明日香の物語 ほか)
第3章 神仙境の風景(宮滝―貝原益軒が見た岩飛びの名所;山上嶽の役行者―山上嶽は修験道の聖地 ほか)
第4章 大和旅情(さらし場―天下の名品、奈良晒の技;吉野の筏流し―筏流しは音無川から眺めよ ほか)
資料編 図典「大和名所図会」(添上郡南都之部;添上郡 ほか)
著者等紹介
本渡章[ホンドアキラ]
1952年、大阪市生まれ。作家。1996年、第三回パスカル短篇文学新人賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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