カラー版 大阪古地図むかし案内―江戸時代をあるく

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カラー版 大阪古地図むかし案内―江戸時代をあるく

  • 本渡 章【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422250854
  • NDC分類 291.63
  • Cコード C0026

出版社内容情報



江戸時代の貴重な古地図を味わい尽くす。大阪の歴史文化や地理地形もわかる案内書。部分拡大のカラー古地図を約150点収載。江戸時代の代表的な古地図である「大坂大絵図」を題材に、大阪の地誌や生活文化を探求する案内書。俯瞰図と部分拡大図の両方から謎解きを試みる「読み解きスタイル」という独自の趣向で、元禄時代の絵図をすみずみまで味わい尽くす。通常は手で触れることすらできない約300年前の貴重な古地図を、虫眼鏡で細部を鑑賞するかのような面白さで、大阪の歴史文化や地理地形もわかる本。俯瞰と部分拡大のカラー古地図を約150点収載。

はじめに――江戸時代の古地図を読み解く愉しみ
◆第一章 元禄の古地図を読み解く
入門編 古地図の見方
読み解き実践編 元禄九年新撰増補大坂大絵図から見えるもの
第一図 城と武家屋敷
 一、アイコンになった大坂城
 二、武家屋敷と大坂の陣の記憶
 三、町奉行は、なぜ東西ふたつあったのか
第二図 蔵屋敷と米市、新地
 一、蔵屋敷に見る豪商の盛衰
 二、堂島、米市と新地と蔵屋敷の深い関係
 三、曽根崎、村々のゆたかさ
 四、土佐堀で薩摩と長州、肩をならべる
第三図 船場とその道と川
 一、船場の通りは町の顔
 二、「筋」よりも「通り」が主役
 三、橋の数、東より西が多いのは
第四図 島之内・道頓堀・千日前
 一、島之内は島である
 二、墓巡り・千日念仏・戎参りが流行
第五図 天満――天満宮・市場
 一、都の西北、天神の森が天満の起源
 二、与力・同心町、地役人が住む町
 三、青物市場、特権と競争と
 四、堀川と戎と大塩の乱
第六図 西船場
 一、堀川に見る水都の原風景
 二、雑喉場は鮮度を求めて移転する
 三、阿弥陀池伝説と堀江の変遷
 四、新町遊郭、かこいと大門
 五、長堀の材木と鰹は土佐から来た
第七図 寺町・四天王寺
 一、大坂の寺院の半分が寺町に
 二、四天王寺は大坂城より大きく描かれた
 三、安井天神・一心寺、夏の陣の夢の跡
 四、生玉社は山麓の森にあった
 五、高津宮の鳥居が大きく描かれた理由
第八図 水都の川
 一、水都の風景はどのようにして生まれたか
 二、川口の開拓時代と瑞賢の残したもの
 三、大和川付け替えで変わる河内・和泉
◆第二章 古地図読みくらべ
読み解き応用編 時代を語る三つの古地図
第一図 浪華往古図
 一、往古の浪華への憧憬
 二、渡辺津と熊野古道
 三、生玉社と石山
第二図 明暦三年新板大坂之図
 一、天守閣そびえる大坂城
 二、城代は誰なのか
 三、消えた町名、残った町名
 四、西船場の空白地の意味
第三図 天保新改摂州大阪全図
 一、絵図から地図へ
 二、堂島・曽根崎・堀江の新地開発
あとがき
参考文献
さくいん

本渡 章[ホンド アキラ]
著・文・その他


内容説明

貴重な元禄古地図を中心に部分拡大図版を約150点収載。江戸時代の代表的な絵図を細部まで読み解き、虫眼鏡ですみずみまで鑑賞するかのような趣向で味わい尽くす初の本。特別付録・大判の折込み古地図「元禄九年新撰増補大坂大絵図」。

目次

第1章 元禄の古地図を読み解く(城と武家屋敷;蔵屋敷と米市、新地;船場とその道と川;島之内・道頓堀・千日前;天満―天満宮・市場;西船場;寺町・四天王寺;水都の川)
第2章 古地図読みくらべ(浪華往古図;明暦三年新板大坂之図;天保新改摂州大阪全図)

著者等紹介

本渡章[ホンドアキラ]
1952年、大阪市生まれ。作家。1996年、第三回パスカル短篇文学新人賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ザッハトルテ

0
大坂の街の成り立ちが理解できてよかった。土佐堀、江戸堀などの堀川は、土地の嵩上げと水運のための水路作りの一石二鳥でできたものなのか。今はその一部が町名として残っているだけだが。2021/10/10

わ!

0
いつもながら、本渡さんの本は面白い。本当に大切に古地図を見ているという感じが伝わってくる内容だ。考えてみれば、江戸時代の人もこのように、地図を広げて、バーチャルな小旅行を楽しんだのかもしれない。だから古地図には、小さなお土産用のような古地図も存在するのだろう。つまり、人がより強い刺激を欲するようになっているだけで、やっていることは江戸時代も今もさほど変わらないことをやっているのかもしれないのだ。やはり人はいつの時代も人ですね~。2019/05/07

Tsuchi(TSUCHITANI.K)

0
歩いてみないと、わからないか2021/03/24

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