出版社内容情報
<内容紹介>
いま大阪では、戦前の町家を活用したアートイベントのように、異分野の文化の融合による新鮮な「場」があちこちで誕生し、街に活力を与えている。また若い音楽家や美術家を支援する仕組みも充実してきた。そんな事例を紹介し、さらに大阪の豊かな歴史的・文化的資源を見直すことで、この街の隠れた魅力や潜在力を掘り起こす。芦辺拓、海野弘、熊谷真菜、松岡正剛、松本雄吉、わかぎゑふ、鷲田清一らの大阪文化・大阪人論も注目!(横組み)
内容説明
成熟都市大阪の歴史的・文化的ストックを掘り起こし、未来を予感させる次世代型カルチャーを探り出す。大阪の秘められたパワーと可能性を満載した新・大阪事典誕生。
目次
喜怒哀楽の芸能・文化
水の景
記録された大阪
大阪南北「筋」文化
名物商店街案内
民間の学問所
新しい「共」の空間
まちの現在を発信
大阪を形づくった出来事
街の開拓〔ほか〕
著者等紹介
橋爪紳也[ハシズメシンヤ]
大阪市立大学大学院文学研究科助教授。建築史・都市文化論専攻。1960年、大阪市生まれ。京都大学工学部建築学科卒業。大阪大学大学院工学研究科博士課程修了。工学博士。京都精華大学人文学部助教授などを経て現職
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