出版社内容情報
1872年の鉄道開業以来、日本の鉄道技術は着実に進歩を遂げてきました。
世界初の高速鉄道である新幹線、次世代の高速鉄道であるリニアモーターカーの開発はその代表的な事績ですが、それ以前にも列車の高速化、所要時間の短縮を求めて、あらゆる方途が試みられています。
本書ではその歴史をひもとき、諸外国の事例と比較しつつ、高速化に寄与したさまざまな技術の発達や工夫をハード、ソフト両面から語り尽くします。
内容説明
スピードアップは鉄道の「使命」である。在来線の速度向上から新幹線の成功、リニア新幹線の開発まで「高速化」に寄与したさまざまな技術発達と工夫の数々をハード、ソフト両面から語り尽くす。
目次
第1章 鉄道の魅力はスピードで始まった
第2章 日本の鉄道開通から国有化まで
第3章 高速化は鉄道の本性か
第4章 鉄道国有化と新たな進展
第5章 世界の鉄道の再興
第6章 日本も力強く立ち上がった
第7章 高速化への技術革新
第8章 新幹線の時代
第9章 時刻表とスピード記録を追って
第10章 高速化は旅を変えた
第11章 リニア新時代をどう見るか
著者等紹介
小島英俊[コジマヒデトシ]
1939年東京都生まれ。東京大学法学部を卒業後、三菱商事(株)の化学品部門で国内外に勤務したのち、(株)セデベ・ジャポン(食品事業)を起業、代表取締役を務めた。鉄道史学会会員。著書:『昭和の漱石先生』(文芸社文庫、第2回歴史文芸賞最優秀賞)、『鉄道快適化物語―苦痛から快楽へ』(創元社、第44回交通図書賞「一般部門」)ほか多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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