日本だんじり文化論―摂河泉・瀬戸内の祭で育まれた神賑の民俗誌

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日本だんじり文化論―摂河泉・瀬戸内の祭で育まれた神賑の民俗誌

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422230436
  • NDC分類 386.163
  • Cコード C0039

出版社内容情報



数ある日本の祭の中でも独特の熱狂を帯びる地車(だんじり)。天神祭をはじめ大阪の夏祭で育まれた神賑(かみにぎわい)の祭具である地車のルーツを解く鍵は、江戸期に淀川を往来した豪華な川御座船とニワカと呼ばれる滑稽寸劇にあった。岸和田をはじめ大阪(摂河泉)から瀬戸内沿岸一帯へと、広く西日本に展開する地車文化を、歴史史料・形態・彫刻・囃子などから多角的に描き出す初の書。貴重写真・オリジナル図版を多数収載。

内容説明

地車のルーツから現在まで、その全貌を初めて明らかにする。数ある日本の祭の中でも独特の熱狂を帯びる地車。岸和田や大阪(摂河泉)から瀬戸内と広く西日本に展開する地車文化を、歴史史料・形態・彫刻・囃子などから多角的に描き出す。貴重写真・オリジナル図版を多数収載。

目次

第1章 地車の誕生(江戸時代の御座船;祭の中の御座船 ほか)
第2章 地車の隆盛(大坂の夏祭;町奉行からの例触 ほか)
第3章 地車の展開(地車の基本仕様;地車の伝播 ほか)
終章 神賑の民俗学(神賑の定義;神賑の語誌 ほか)

著者等紹介

森田玲[モリタアキラ]
昭和51年、大阪府生まれ。玲月流初代篠笛奏者。(株)「篠笛文化研究社」代表取締役。京都を拠点に篠笛の演奏・指導・製作・販売を行なう。第七回なにわ大賞特別賞、第六七回文化庁芸術祭新人賞を受賞。京都市芸術文化特別奨励者。岸和田高等学校卒。京都大学農学部森林科学科卒。大阪芸術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
地車に残る御座船の記憶2021/11/08

ポルポ・ウィズ・バナナ

1
◎「神事」と「神賑行事」を分けるという発想、白眉だなと思ったら成る程、著者は岸和田出身。だんじり祭りはヒトの意識がカミに向いている神事ではなく「神賑行事」でありヒトの意識はヒト(氏子同士や見物人)を向いているとある。◎だんじりは船の見立てだが、それはなぜか「船体」を付けなかった──これも面白い。そうみるとだんじりのビジュアルがかなり滑稽に映る。◎そもそも疫病含む罪穢を祓う神事が神賑行事として自己目的化しコロナ禍においてさえ祭りを強硬するサマはまあまあ地獄2021/08/28

Go Extreme

1
地車の誕生: 江戸時代の御座船 祭の中の御座船 地車と和船 ニワカ(俄)と地車の舞台 地車の誕生 地車誕生の時期 ダンジリの語源 地車の隆盛: 大坂の夏祭 町奉行からの例触 地車の実態 車の担い手 催太鼓と地車の分別 橋と地車 天神祭 地車の宮入り台数の変化と社会背景 明治時代の大阪の地車 地車の展開: 地車の基本仕様 地車の伝播 地車の展開 船型地車 地車の形態に類似する祭具 神賑の民俗学: 神賑の定義 神賑の語誌 神賑の民俗学2021/08/08

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