戦闘技術の歴史〈4〉ナポレオンの時代編―AD1792‐AD1815

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  • サイズ A5判/ページ数 367p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422215075
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0322

出版社内容情報

フランス革命からワーテルローの戦いまでの戦略や戦闘技術を詳説。ナポレオンの時代の戦争のすべてがわかる好評シリーズ第4弾。

ヨーロッパで覇権争いが繰り広げられたフランス革命からワーテルローの戦いまでの時代における戦略や戦闘技術を詳しく分析。ナポレオンをはじめ、ウェリントン公やネルソン卿といった偉大な指揮官はどのような戦いをしたのか。歩兵の役割や陣形から騎兵の活躍、指揮系統の発展、火砲と攻囲戦の進化、ナイルやトラファルガーなどの海戦まで。ナポレオンがその名を馳せた1792~1815年の戦争のすべてがわかる好評シリーズ第4弾。

第1章 歩兵の役割
第2章 騎兵の戦闘
第3章 指揮と統率
第4章 火砲と攻囲戦
第5章 海戦

内容説明

ナポレオンはじめ、ウェリントン公やネルソンといった偉大な指揮官たちはどのような戦いをしたのか?リヴォリ、ナイル、アウステルリッツ、トラファルガー、ワーテルロー、ヴァグラム、バダホス、ボロジノなどヨーロッパの覇権を争った1792~1815年の戦争を詳説。

目次

第1章 歩兵の役割(縦長隊形;戦術の再考 ほか)
第2章 騎兵の戦闘(騎兵の馬;隊形と規律 ほか)
第3章 指揮と統率(スイス選抜歩兵将校(第三スイス連隊)
王室騎馬兵将校(イギリス))
第4章 火砲と攻囲戦(野戦砲の発達;リヒテンシュタイン・システム ほか)
第5章 海戦(攻撃力;艦隊戦術 ほか)

著者等紹介

ブルース,ロバート・B.[ブルース,ロバートB.]
テキサスのサム・ヒューストン州立大学准教授。カンザス州立大学で博士号を取得し、軍事史についての著作多数。ナポレオン歴史協会の会員であり、フランス軍についての権威として世界的に認められている

ディッキー,イアン[ディッキー,イアン]
12歳のときにローマ軍の大砲を描いた絵をみて軍事に興味を持つ。イギリス在住の古代史協会会員。「Army&Navy Modelworld」「Military Hobbies」「Miniature Wargames」などの雑誌で編集者をつとめている

キーリー,ケヴィン[キーリー,ケヴィン]
ウェストポイントのアメリカ陸軍士官学校を卒業し、海兵隊砲兵将校として退役

パヴコヴィック,マイケル・F.[パヴコヴィック,マイケルF.]
ハワイ大学マノア校で博士号を取得。ロードアイランドのニューポートにあるアメリカ海軍大学校准教授。戦略と政策を教える

シュネイ,フレデリック・C.[シュネイ,フレデリックC.]
ノースカロライナ州のハイポイント大学教授。パデュー大学でヨーロッパの軍事史を学び、博士号を取得。ヨーロッパの戦争について著作があり、軍事史協会の地区代表をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

24
ナポレオン戦争時代を取り扱った第4巻。個人的に出来はあまり良くなかった印象。これまでの3冊は長い期間で見ていて軍隊ごとの違いもあり、戦闘形式の試行錯誤と進化が分かった。しかし、4巻は代表的な戦闘の記述に力を入れていて、分析がされていないので他のナポレオンの戦術本と比べると見劣りする。着目する元帥のバランスも悪く、騎兵の章はミュラの章と書いても違和感がないくらい紙幅を割いている。一方でダヴーはそれなりだが、マッセナやベルティエ、ウジェーヌは活躍に対して扱いが小さい。2024/03/20

つわぶき

5
ナポレオン戦争期における陸軍諸兵科(歩兵、騎兵、砲兵及び工兵)の運用や指揮統制機構の変化等を取り扱った本。フランス革命を契機とした国民国家の出現は、戦争を「王のためのもの」から「国民のためのもの」へ変化させ、規模の拡大、指揮統制組織の進化及び妥協なき追撃と殺戮の加速を招来した様子を具に記述している。具体的戦闘を通して、大量動員や将兵(特に兵士)の自発的参加を可能とする国民国家を産み出したフランス革命の衝撃と古式ゆかしき部分もありつつ、20世紀の戦争へ向けた軍隊の発展を観測できる。2023/10/01

カシュウ

1
良い本です。表題の通りナポレオンの時代の歩兵、騎兵、砲兵や攻城、海戦の技術や歴史について記述しています。このシリーズは各戦争や歴史の通史ではないので、あらかじめ歴史を学んでおくと理解の助けとなります。この巻でもやはり基礎知識として歴史の知識があれば理解が深まりますが、ナポレオン戦争とこれまでの巻に比べて期間が短く、著名な戦いを掲載しているので、個人的にはこれまでの巻よりもより理解しやすかった印象です。2021/01/15

takao

0
ナポレオンの闘いは敵が逃走しても追いかけ、殲滅作戦。これは市民革命で回りがすべて敵だったかららしい。2017/11/16

あああああ

0
機動戦!2015/07/29

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