出版社内容情報
人類の知恵の集積である、定規とコンパスを用いた幾何学作図を、基礎から難解な作図まで、多彩な実例の数々で紹介する。
人類は大昔から幾何学の作図を利用してきた。その起源は古代エジプトにおけるナイル川の季節的な氾濫を計測するための土地測量だと言われている。はじめは目分量で、のちにはひもを使って、やがて定規とコンパスを使って、円と直線を用いた幾何学模様は描かれ、測量、美術、織物のパターンなどに利用されてきた。この本では人類の知恵の集積である、古来からの幾何学作図を、基礎から難解な作図まで多彩な実例の数々で紹介する。
【著者紹介】
英国の高校数学教師。幾何学が専門。芸術の中の数学というテーマに特に関心をもっている。
目次
基本
垂線
平行線
三角形
正方形とひし形
正方形の面積
六角形と十二角形
八角形
三角形の五心
内接円〔ほか〕
著者等紹介
サットン,アンドルー[サットン,アンドルー][Sutton,Andrew]
英国の高校数学教師。芸術の中の数学というテーマに関心をもっている
渡辺滋人[ワタナベシゲト]
英文訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミルチ
8
コンパスと定規で描ける色々な図形が載っているが、小学校でやったような基本的なものが多かった。2020/11/19
さとちゃん
7
幾何学の単位ははかばかしくありませんでしたが、そんな私でもコンパスと定規を持って描きたくなる本。学校で幾何を習うときに、副読本でこれを付けてくれていたら、もっと興味がわいて取り組めたのにな。子供の本棚に入れておこう。2015/12/04
くまこ
4
かわいい幾何学の詩集。素っ気ない作図の説明が魅力的。色を塗って遊ぶのも楽しい。2013/01/05
Hiroshi Shiina
4
図書館で借りた本。シンプルな説明。あとは実践あるのみ。とりあえずパラパラ読み。時間があったら手を動かして作図してみたい。2012/03/17
本を読むのは寝室派
3
美しい図形を眼でしっかり堪能できた。文章を読みながらとなりページの図形をみないといけないので、読みやすい文と図の位置取りを考えて記載してほしかった。2022/06/07