出版社内容情報
古代からつづく装飾の技術と歴史を簡略に示し、人類が発見した装飾の豊かさを示す書。幾何学を用いた数学的説明も興味深い。
古代から人々は自然の中に聖なるものを見出し、そのなかに組み込まれた法則を探求した。自然の美の無限をほめたたえながら、葉や花、果実など荒々しくも美しい自然を構成する曲線のなかに、繰り返し、対称、螺旋、うねりなど豊かな法則を見出し視覚化した。それがデザインの原点であり、探求は続いている。古代からつづく装飾の技術と歴史を簡略に示し、人類が発見した装飾の豊かさを示す書。幾何学を用いた数学的説明も興味深い。
はじめに
最初期の曲線
曲線模様の始まり
静と動
陰と陽
自然の力
種から始まる生命
あふれるうずまき
鉄製の装飾
葉から学ぶ
アラベスク
平面図と立面図
円形のデザイン
幾何学を応用したデザイン設計
装飾過多
タイル
基本となる装飾ユニット
構成のテクニック
模様のつながりを確かめる
角の装飾
建築物の曲線
アーチとドーム
本の装飾
ペンと筆
マーブル紙
ペイズリー
生命の樹
付録 1 数学的な曲線
付録 2 曲線を利用した古典的な縁飾り
付録 3 萼模様
【著者紹介】
美術史家。古代・伝統芸術が専門。芸術のなかの幾何学というテーマで博士号を取得している。
目次
最初期の曲線
曲線模様の始まり
静と動
陰と陽
自然の力
種から始まる生命
あふれるうずまき
鉄製の装飾
葉から学ぶ
アラベスク〔ほか〕
著者等紹介
デロング,リサ[デロング,リサ] [Delong,Lisa]
美術史家。古代・伝統芸術が専門。芸術のなかの幾何学というテーマで博士号を取得している
山田美明[ヤマダヨシアキ]
英仏翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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mii22.
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