出版社内容情報
アイルランドの著名なラウンドタワーをモノトーンの美しい版画とともに紹介し、その歴史的背景、建造方法、廃れた理由等を考察する。
謎めいた廃墟の円形石塔は、今でもアイルランド全土に100ほどが散在し、この国の荒涼とした原風景を形作っている。ヴァイキング襲撃とノルマン人の征服という11~12世紀の不安の時代、いったいどのような目的で建てられたのだろう。本書は著名なラウンドタワーを紹介し、それがつくられた歴史的背景、建造方法、廃れた理由などを考察する、日本で初めてのラウンドタワーの解説書。モノトーンの版画がたいへんに美しい。
はじめに
中東との関連
修道院長と十字架
水車とモルタルと修道院
円形の建物
幾何学的形状
入口と窓
入口の方位
カシェル
クローンズ
デヴェニシュ
アードモア
やまない破壊
今も残るラウンドタワー
数々の推論
修道院長と戦士
1人の女性が提示した答え
ラヴェンナ
カール大帝
ヨーロッパ北部の円塔
海に臨む
時間の区分
時を数える
鐘の鋳造
付録 アイルランドのラウンドタワー全リスト
ラウンドタワーの所在地(地図)
【著者紹介】
画家・歴史家。歴史と神話、神話と自然を結びつけた文章と絵画に定評がある。著書に『ケルト、神々の住む聖地』(本シリーズ)、Ireland’s Other Historyなどがある。
目次
中東との関連
修道院長と十字架
水車とモルタルと修道院
円形の建物
幾何学的形状
入口と窓
入口の方位
カシェル
クローンズ
デヴェニシュ〔ほか〕
著者等紹介
マクドネル,ヘクター[マクドネル,ヘクター] [McDonnell,Hector]
画家・歴史家。歴史と神話、自然と神話を結びつけた文章と絵画に定評がある
富永佐知子[トミナガサチコ]
英語翻訳家。書籍やDVDの翻訳を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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