アルケミスト双書<br> ラウンドタワー―アイルランドの不思議な塔の物語

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アルケミスト双書
ラウンドタワー―アイルランドの不思議な塔の物語

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  • サイズ A5判/ページ数 65p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422214610
  • NDC分類 523.339
  • Cコード C0322

出版社内容情報

アイルランドの著名なラウンドタワーをモノトーンの美しい版画とともに紹介し、その歴史的背景、建造方法、廃れた理由等を考察する。

謎めいた廃墟の円形石塔は、今でもアイルランド全土に100ほどが散在し、この国の荒涼とした原風景を形作っている。ヴァイキング襲撃とノルマン人の征服という11~12世紀の不安の時代、いったいどのような目的で建てられたのだろう。本書は著名なラウンドタワーを紹介し、それがつくられた歴史的背景、建造方法、廃れた理由などを考察する、日本で初めてのラウンドタワーの解説書。モノトーンの版画がたいへんに美しい。

はじめに
中東との関連
修道院長と十字架
水車とモルタルと修道院
円形の建物
幾何学的形状
入口と窓
入口の方位
カシェル
クローンズ
デヴェニシュ
アードモア
やまない破壊
今も残るラウンドタワー
数々の推論
修道院長と戦士
1人の女性が提示した答え
ラヴェンナ
カール大帝
ヨーロッパ北部の円塔
海に臨む
時間の区分
時を数える
鐘の鋳造
付録  アイルランドのラウンドタワー全リスト
     ラウンドタワーの所在地(地図)

【著者紹介】
画家・歴史家。歴史と神話、神話と自然を結びつけた文章と絵画に定評がある。著書に『ケルト、神々の住む聖地』(本シリーズ)、Ireland’s Other Historyなどがある。

目次

中東との関連
修道院長と十字架
水車とモルタルと修道院
円形の建物
幾何学的形状
入口と窓
入口の方位
カシェル
クローンズ
デヴェニシュ〔ほか〕

著者等紹介

マクドネル,ヘクター[マクドネル,ヘクター] [McDonnell,Hector]
画家・歴史家。歴史と神話、自然と神話を結びつけた文章と絵画に定評がある

富永佐知子[トミナガサチコ]
英語翻訳家。書籍やDVDの翻訳を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

今夜は眠れない

7
手のひらに載るコンパクトな本。イラストが素敵。知らなかった、アイルランドの不思議な塔の物語。2015/02/17

Rieko Ito

3
高さが30mあり装飾性のない修道院の塔が、アイルランド全土で96あったという。知らなかった。コンパクトな本だが、モノクロの挿絵がふんだんにあり、理解しやすい。読んだあと画像検索してみたが、こんな塔の写真が次から次へと出てくるのは、奇異な感じだった。2022/10/27

ぽけっとももんが

3
図書館の新刊コーナーで発見。アイルランドには、ラウンドタワーというものが多く残っているらしい。キリスト教にはあまり詳しくないけれども、昔の人が時を告げたり見張りをしたり、力の象徴だったりしたのだろう。精緻な絵を眺めるだけで、古代アイルランドを少しだけでも感じられる。行ってみたいなぁ。2015/02/07

刻猫

1
お気に入りのシリーズ。塔、信仰、力、象徴。2015/02/28

ながさか

1
アイルランドに現在も残る、ラウンドタワーと呼ばれる塔について、形状や構造、その役割について解説してある。ラウンドタワーそのものを知らなかったんだけど、見開き左に解説、右に主に点描画。文章は堅苦しくなく、さくさく読めるのでわかりやすい。巻末にはアイルランドのラウンドタワーすべての簡単ではあるけど説明文があり、ページ数は少ないけど情報量は意外と多い。2015/02/01

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