「知の再発見」双書<br> シトー会

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「知の再発見」双書
シトー会

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422212159
  • NDC分類 198.25
  • Cコード C0316

出版社内容情報

11世紀末、フランスの荒野に建てられたシトー修道院を起源とするシトー会。建造物や美術作品などから、その歴史と現在をたどる。

シトー会は、11世紀末のフランスで『聖ベネディクトクスの戒律』を順守するために、荒野に建てられたシトー修道院を起源とする。修道士たちは孤独と清貧を求めて労働と祈りの生活を営むが、シトー会の発展とともに、厳格であったその規律が緩んでいく。シトー会の制度、建造物や美術作品などを紹介しながら、シトー会の理想が歴史の中でどのように実現し、また変質し、改革を繰り返しながら現代に受け継がれていったかを綴る。

第1章 シトー会の見た夢
第2章 シトー会の歴史
第3章 シトー会の制度
第4章 シトー会の遺産
資料篇――孤独と清貧を求めて

内容説明

1098年3月21日、聖ベネディクトゥスの祝日に、モレーム修道院長ロベールは、フランス東部のディジョンに近い場所に、「新修道院」を設立した。これがのちにシトー修道院と呼ばれるようになるもので、ここからシトー会が誕生した。

目次

第1章 シトー会の見た夢
第2章 シトー会の歴史
第3章 シトー会の制度
第4章 シトー会の遺産
資料篇―孤独と清貧を求めて

著者等紹介

プレスイール,レオン[プレスイール,レオン][Pressouyre,L´eon]
1935年生まれ。パリ第1大学教授をつとめた。専門は中世考古学。おもにフランスで発掘作業にたずさわり、ロマネスク様式やゴシック様式の彫刻作品を中心に復元を進めた。2009年没

杉崎泰一郎[スギザキタイイチロウ]
1959年生まれ。上智大学文学部史学科卒。中央大学文学部教授

遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
上智大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Koning

6
中世ヨーロッパを彩った修道会、シトー会を紹介。歴史関係やなにやらもいいんだけど、やはりシトー会の修道院の建築や写本、そのほかの装飾なんかの写真がカラーで入ってるのがありがたいというか、ただただ眺めているだけでいい気分になれちゃうというのが素敵な本。このシリーズはいいよね。惜しむらくは写本の写真が本当に一部だけ切り取った感じなので読もうとすると困るという(汗。え、読もうとするな?(汗2012/09/13

ybhkr

2
タイトルから期待していたものとはちょっと違い、建築、歴史などなど。個人的には現代のシトー会系修道院の一日とかそういうのが知りたかったのだけど…。やはり信仰の現場なだけに詳しくそれが書かれているものはなかなかないですね…。厳律シトー会=トラピスト修道院。へえ、トラピストは歴史が深いシトー会の修道院の名前だったのですね。聖ベネディクトゥスの戒律の理念からとおざかっていく修道士たち。労働ってむずかしい。シトー会ってある意味アーミッシュ的だなあ、と思ってしまった。荒野をめざせ。2015/03/07

Aoki

1
「知の再発見」双書。世界の宗教シリーズから、どこかで聞き覚えのあった「シトー会」を。カラー写真・図版が豊富で、カラフルな体裁なのでとても見やすく、わかりやすい構成。記述は簡潔にまとめられていて、修道院の禁欲的で農作業や牧畜を自らこなし、清貧・簡素を基本としながらも、建築の装飾や写本の飾りを施すイメージの原型ですね。様々な文化的遺産を残したシトー会。北海道のトラピスティヌ修道院は正にこのシトー会を後継ということで、今でもその精神は生きているということです。資料も幅広く紹介され、他の本も見てみたくなります。2012/09/24

ターさん

0
11世紀にフランスでシトー会の修道院が生まれた。厳しい戒律と清貧を理念としていた。荒野に隠遁生活を送った初期のキリスト教の原則に戻るために。「西ヨーロッパの荒野は、初期キリスト教の隠者が住んだエジプトの砂漠とは異なり、森だった」この思想はロマン主義である。そこに人々の夢見る理想の世界を見たのであろう。何時の時代も荒野に憧れるものだ。『青年は荒野をめざす』改め、「人々は荒野をめざす」のである。荒野には何かがあるような気がする。これは永遠のテーマなのであろう。私だって、老いても未だに荒野を目指したい。2020/02/10

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