内容説明
20世紀初頭のウィーンで活躍し、年長の友人クリムトと共に、つねに現代絵画の旗手として位置づけられるエゴン・シーレ。その先進性・前衛性は、クリムトをはるかに凌駕している。わずか28歳で死去した天才芸術家の全貌を紹介する。
目次
第1章 美しく青きドナウ川のほとりで
第2章 ぼく、ぼく、ぼく
第3章 楽園から牢獄へ
第4章 復活
第5章 名声の獲得と若すぎる死
資料篇―傷を負ったナルシス
著者等紹介
ガイユマン,ジャン=ルイ[ガイユマン,ジャンルイ][Gaillemin,Jean‐Louis]
美術史家。パリ第4大学(ソルボンヌ)助教授。複数の美術雑誌の創刊者で、多数の国際雑誌にも寄稿している。著書も多い
千足伸行[センゾクノブユキ]
1940年生まれ。東京大学文学部卒。ミュンヘン大学にてドイツ・ルネサンス美術を学ぶ。TBS、国立西洋美術館勤務を経て、成城大学文芸学部教授
遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
1971年生まれ。上智大学文学部フランス文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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