「知の再発見」双書<br> 色彩―色材の文化史

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「知の再発見」双書
色彩―色材の文化史

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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422211923
  • NDC分類 576.9
  • Cコード C0370

内容説明

色材の歴史には、わたしたちの感覚の変容、美術、化学、さらには政治や経済の歴史が関わっており、本書では、そうしたことが鮮明にすくい取られており、きわめて刺激的な書物となっている。

目次

第1章 絵具と染料
第2章 中世の色彩
第3章 需要と供給の爆発的増加
第4章 化学工業の勝利
資料編(古来より伝わる色材調製法;色名の変遷;染物と染料;オーカーの採石場;ものに色があるのはなぜ?;理想の黒)

著者等紹介

ドラマール,フランソワ[ドラマール,フランソワ][Delamare,Francois]
パリ国立高等鉱業学校教授。専門は材料表面研究。南仏の科学技術研究都市ソフィア・アンティポリスを拠点とし、さまざまな科学分野との交流を重ねるにつれ、古い絵具層の研究に関心を寄せる

ギノー,ベルナール[ギノー,ベルナール][Guineau,Bernard]
物理学者、フランス国立科学研究センター(CNRS)研究技師。古代の色彩を専門とし、フランス国立高等研究院第4セクションの歴史学者たちと共同で、色材の歴史や絵画技法の変遷、作品保存の諸問題について研究を行っている

柏木博[カシワギヒロシ]
デザイン評論家。武蔵野美術大学教授。近代デザイン史専攻。1946年神戸生まれ。武蔵野美術大学卒。展覧会監修:『田中一光回顧展』(東京都現代美術館)ほか多数

ヘレンハルメ美穂[ヘレンハルメミホ]
1975年生まれ。英語・仏語・スウェーデン語翻訳者。国際基督教大学教養学部、パリ第三大学近代仏文学修士課程修了。スウェーデン在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

活字スキー

13
芸術論ではなく、物理や化学、そして経済といった「モノ」としての色材についての歴史。カラー写真が多いのは嬉しいけど、構成的にやや読み辛かったのがやや残念。書店でたまたま目についてなんとなく買ってみると、そこには自分の知識や想像よりも遥かに豊かな歴史が広がっていてけっこう面白かった。2015/11/28

てくてく

7
色の文化史。エジプトブルーと呼ばれるようになる青色の人工色が既に古代エジプト時代に生み出されていた点など、色に関するうんちくを楽しめる本。2019/03/09

あっくん

6
こちらは配色知識等では無く、タイトルの通り「色材の文化史」。色材に関して歴史、産地、文化、宗教、化学、産業等。少し難しいが、読んでいて「へぇ~!」と言いたくなる情報がいっぱいで楽しく読めました。色材と戦争についてなど思いつきもしなかったので新たな角度。2017/02/23

kotatsu

4
おそらく膨大な資料から凝縮された内容が記されているのだろう。歴史的な流れを大まかに知ることができた。資料篇の最後に引用されている「黒」についての記述を読んで、この著作、なかなか熱い視点の持ち主であることが感じられた。良書。もっと知りたい色のこと。2013/05/02

邪馬台国

3
西洋史だけれども、色の歴史について。それは科学や経済の歴史でもあるのだなと。色彩を「感性の表現」という視点から離してみると知らない事ばかりで面白かった。2020/05/23

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