「知の再発見」双書<br> パレスチナ―動乱の100年

個数:
  • ポイントキャンペーン

「知の再発見」双書
パレスチナ―動乱の100年

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月28日 00時59分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422211633
  • NDC分類 319.28
  • Cコード C0322

出版社内容情報

【解説】
著者は亡命パレスチナ人の歴史家で、1991年のパレスチナとイスラエルとの2国間交渉、「難民に関する多国間会議」のパレスチナ代表団に参加。この経歴が迫真の紛争史を描き出す。一方、ユダヤ人への迫害の歴史や、イスラエルの平和運動にも中立の立場で深い共感を示す。難民キャンプの少女へのインタビュー、数々の国連安保理決議や、パレスチナ人虐殺の現場の作家ジャン・ジュネによるルポなど、密度の濃い資料編も掲載。

内容説明

本書は、多数の写真と図版を駆使して、パレスチナ人が直面せざるを得なかった不合理と苦難を明らかにしている。しかも、シオニストによる土地収用や虐殺を糾弾しつつも、「ユダヤ人」迫害の結果として生まれたイスラエル国家の存在を認め、二つの国家の共存を模索する姿勢を貫いている。

目次

第1章 肥沃な聖地
第2章 分断されたパレスチナ
第3章 むさぼり食われた領土
第4章 アルアウダ:帰還
第5章 国家に準ずるもの
第6章 不在からインティファーダへ

著者等紹介

サンバー,エリアス[サンバー,エリアス][Sanbar,Elias]
歴史家。1948年生まれの亡命パレスチナ人。1974年からパレスチナ研究所研究員。レバノン、フランスのパリ第7大学、アメリカのプリンストン大学で教鞭をとる。1981年、パリで「パレスチナ研究誌」(ミニュイ社)を創刊し編集長に就任した。「難民に関する多国間会議」のパレスチナ人代表団の一員となり、それに先立ってワシントンで行なわれたイスラエルとの二国間交渉にも参加した(1991年~)

飯塚正人[イイズカマサト]
1960年生まれ。東京大学大学院博士課程中退。現在東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教授

福田ゆき[フクダユキ]
一橋大学社会学部卒。仏文翻訳者

後藤淳一[ゴトウジュンイチ]
1964年生まれ。中央大学大学院大学研究博士課程前期修了。仏文翻訳者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えふのらん

3
バルフォア宣言以来のパレスチナの苦渋の歴史をアラブ側の視点から追った本。アラブの乱を讃えつシオニストに土地を譲る英国、対ソ連のパイプをつくるためにユダヤ人による独立を支援する米国、ポグロム、ホロコースト、遠い欧州の出来事に振り回され続ける様は理不尽の極をいっている。本書は珍しく組織間の抗争についても言及しており、レバノンやエジプトに追放された人々がファタハやPFLPをつくったことや黒い九月がPLOに対抗するかたちで成立したことにも触れている。2018/07/24

偽教授

1
色濃くパレスチナ側からの本2014/07/18

もいちゃん

0
あらゆる暴動をテロリズムと一括りするのは単純すぎるのだろう。 イツハル・スミランスキーも度重なるインティファーダを前にしてこう述べている。"これはテロリズムではない。無秩序ではない。破壊でも暴動でもない。これは立ち上がった民衆なのだ。それがわからないのは愚か者だ。" パレスチナ問題を前にすると、条約や国連総会決議などあくまで平和への道標を示すにすぎないのだとひしひし感じる。今からおよそ60余年前、国連特別総会によ2012/11/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/85624
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。