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「知の再発見」双書
ヒエログリフの謎をとく―天才シャンポリオン、苦闘の生涯

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  • サイズ B6判/ページ数 157p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422211572
  • NDC分類 894.2
  • Cコード C0322

出版社内容情報

【解説】
エジプトの地にそびえる数十メートルの巨像と、まるでその巨人たちが住んでいたかのような壮麗な神殿、美しく彩られた壁画の数々。古代エジプト人ののこした偉大な文明は、今もわたしたちの心をとらえてはなさない。しかし、2000年前にはすでにこの文明の実態は、だれにもわからないものになっていた・・。4000年の時を越え、ヒエログリフの謎と古代エジプト文明の全貌をときあかした天才シャンポリオンの、栄光と苦闘の生涯。

【目次】
第1章 天才エジプト学者の誕生 
第2章 研究の日々 
第3章 解読ー1500年の沈黙の終焉 
第4章 イタリアへの旅 
第5章 生涯の夢-エジプトでの15ヵ月
(資料篇) 
1解読者たち 
2ナポレオンのエジプト調査団 
3シャンポリオンのエジプト調査旅行 
4エジプトの遺跡の保護 
5手紙 
6不朽の名声 
古代エジプト関連地図


目次

第1章 天才エジプト学者の誕生
第2章 研究の日々
第3章 解読―1500年の沈黙の終焉
第4章 イタリアへの旅
第5章 生涯の夢―エジプトでの15カ月

著者等紹介

ドヴァシュテール,ミシェル[ドヴァシュテール,ミシェル][Dewachter,Michel]
エジプト学者。ルーヴル学院卒業。歴史学博士。1986年、フランス南西部の町フィジャックにあるシャンポリオンの生家にシャンポリオン博物館を設立した

吉村作治[ヨシムラサクジ]
1943年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。早稲田大学人間科学部教授、工学博士。早稲田大学エジプト学研究所所長。エジプトでハイテク技術を駆使した発掘調査を続けている

遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
1971年生まれ。上智大学文学部フランス文学科卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いくら丼

3
性格とか、性質とか……興味の方向性とか。多分、私とシャンポリオンは、割と感性が似ている。だからこそ、この大天才の発揮した、努力と根気、精密な観察眼、熱狂的な探究心や不屈の貫徹心は、読んでいて私自身の支えにもなったし、頑張ろうと思えた。書籍自体も読みやすいし、豊富な資料も面白い。ただ……そんな書籍だから、するすると予定外に読んで、自分を追い詰めてしまったかもしれないww(笑)それでも今は、頑張るしかないので……シャンポリオンの前半生は、ままならないものだったけど、やり抜いた。それならこの程度私も頑張ります。2021/12/13

らる

2
ヒエログリフを解読した天才、シャンポリオンの話/ヒエラティックはヒエログリフの筆記体/ヒエログリフは表音文字と表意文字の性質を同時に備えている/ヒエログリフ解読という偉業を達成しても、社会的には厳しい立場だった。経済的困窮を自力で乗り越えながらエジプト学の基礎を築いた/最後はエジプトへの15か月の調査旅行を行った/パリにもどってから教壇に立てたのは3か月のみ。病気により衰弱し、そのまま息を引き取った。41歳2か月だった。2022/12/20

hitosapi

1
古代文字解読の歴史に興味があり,また「若き天才」のようなエピソードが好きで手にとってみた。シャンポリオンの生い立ちから,どのようにしてヒエログリフ解読の手がかりを得たのかがわかりやすく記されており,一気読みしてしまった。自分も彼のように,興味を持った分野でどんどん突き進んでいきたい次第。2021/04/02

joymanChaneD

0
ヒエログリフの解読に成功したジャン=フランソワ・シャンポリオンの一生を描く一冊。本年2022年は解読200年に当たる年であるようです。2022/10/14

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