「知の再発見」双書<br> 暦の歴史

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「知の再発見」双書
暦の歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 156p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422211565
  • NDC分類 449.3
  • Cコード C0322

出版社内容情報

【解説】
最も古い太陽暦である古代エジプトとマヤの暦は、どのような理由から生まれたのか。古代ローマの最高権力者カエサルは、なぜ、暦の改革を重要な政治上のテーマとしたのか。フランス革命時に使われた「革命暦」は、なぜ挫折したのか。われわれが使うグレゴリオ暦の1月1日が、実はキリストの割礼記念日だというのは本当なのか。暦をめぐる意外なエピソードが満載。人類が叡智を結集してつくりあげた「時のものさし」の五千年史。

【目次】
第1章 暦の誕生
第2章 ユリウス暦から教会暦へ
第3章 計測の道具
第4章 暦と政治と宗教
(資料篇)
1 暮らしと暦
2 時を変える
3 風刺カレンダー
4 世紀と千年紀

内容説明

本書は、「なぜ暦(計時)は完全な十進法で合理化されていないのか」「1年はなぜ冬の最中に始まり、12ヶ月なのか」、など、暦に関する素朴な疑問に、わかりやすく答えたものである。そして後半の資料篇では、前近代の民衆の暮らしに密着した経験的な暦の魅力の数々、グレゴリオ暦に反撥して1792年に始まり徹底的に十進法を採用したにもかかわらず失敗した「フランス共和暦」、さらにはジャリの「パタフィジック万年暦」といった現代の奇矯な創作暦の試みまで、暦をめぐる楽しい逸話を紹介している。

著者等紹介

ド・ブルゴワン,ジャクリーヌ[ドブルゴワン,ジャクリーヌ][De Bourgoing,Jacqueline]
パリ政経学院助教授。地理学の大学教授資格所有者。テレビの歴史シリーズで、暦の歴史についての番組を制作中

池上俊一[イケガミシュンイチ]
1956年生まれ。東京大学文学部卒。現在東京大学大学院総合文化研究科助教授。西洋中世史専攻。1986~88年にフランスに留学し、社会科学高等研究所でジャック・ルゴフの下に研鑽を積む

南条郁子[ナンジョウイクコ]
1954年生まれ。お茶の水女子大学理学部数学科卒。仏文翻訳者
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

10
時を図るとはどういうことか、ということから始まって、宗教と権力と学問の間で利用され試行錯誤されながら成立していった暦の歴史を追った本。西暦が当たり前になってしまった今でも国々独自の暦もやっぱり生きていて、そういえば日本だって自分の誕生は年号(昭和平成)で書く人の方も多いな、と思う。 過去の暦の話を読むときは、現在のカレンダーの常識をとりあえずわきに置かないと混乱する。2016/10/17

O型のガーベラ

3
登録漏れ。

takao

2
ふむ2022/04/30

まえぞう

2
天文学や物理学よりはキリスト教との関わりからみた話が中心でした。世紀や千年紀は恣意的な産物なのに、人はそこに意味を見いだそうとするとの指摘はなるほどと思います。2017/01/08

いっちょかみ

2
暦が生まれたことによって人々の歴史と時間に対する在り方の変化がよく分かる本。ついでに西洋史もちょこっと学べる。2009/09/25

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