「知の再発見」双書<br> ラファエル前派―ヴィクトリア時代の幻視者たち

個数:

「知の再発見」双書
ラファエル前派―ヴィクトリア時代の幻視者たち

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年05月09日 02時42分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422211541
  • NDC分類 723.33
  • Cコード C0371

出版社内容情報

【解説】
19世紀半ばのイギリスで、作品に「P.R.B.」という謎の署名を入れて登場したラファエル前派。彼らはラファエル以前の絵画表現に理想を見出し、それへの回帰を主張して、同時代の西洋美術に大きな影響を与えた。本書では、ロセッティやミレイなど、極めて個性的なメンバーたちの素顔─奇行、アル中、モデルの女性との不倫関係など─も紹介され、華やかさと苦悩に彩られたラファエル前派の全体像をつかむことができる。西洋美術の最高権威、高階秀爾による責任監修。

【目次】
第1章 P.R.B.誕生とその背景
第2章 前衛的な懐古主義
第3章 それぞれの運命
第4章 ロセッティとミレー
第5章 最後の炎
<資料編>
1 論争
2 詩
3 ラファエル前派の日常生活
4 証言
5 再発見
6 象徴主義
7 ビアズリーの人と芸術


内容説明

イギリス画壇改革への意志と、中世美術への強い憧れを軸に、この個性的な画家たちはひとつにまとまり、ラファエル前派兄弟団が結成された。

目次

第1章 P.R.B.誕生とその背景
第2章 前衛的な擬古主義
第3章 それぞれの運命
第4章 ロセッティとミレー
第5章 最後の炎
資料篇―称賛と非難、そして再生(論争;詩;ラファエル前派の日常生活;証言 ほか)

著者等紹介

デ・カール,ローランス[Des Cars,Laurence]
オルセー美術館学芸員。1998~99年にエドワード・バーン=ジョーンズの回顧展を企画。メトロポリタン美術館、バーミンガム美術館、オルセー美術館で好評を博す

高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年生まれ。東京大学教養学部卒。東京大学名誉教授。『近代美術史』『名画を見る眼』『美の思索家たち』など著書多数

村上尚子[ムラカミナオコ]
1951年生まれ。東京大学教養学部教養学科フランス分科卒。仏文翻訳家。訳書に『セザンヌ』(本シリーズ92)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

68
ミレー、ハント、ロセッティの3人と、その後期としてのバーン・ジョーンズとウイリアム・モリスが掲載。くくりには通常入らないビアズリーも載っているのが曖昧ではある。ミレーの『オフィーリア』は見ごたえあり。モノクロながらモリスのケルムスコット・ハウスの応接間が見れたのが良かった。紹介されている映画はどんなのだろうか?2021/09/12

めがねまる

29
ラファエル前派の結成から終演まで豊富な画像を用いて専門的に解説する...と言っても小難しい文章でもなく堅苦しさがなく読みやすい。ラファエル前派第一世代から第二世代の画家の交代劇、ラファエル前派を取り巻く人間関係はそのまま連作の長編小説として読みたくなるほど濃密で、面白い!ラファエル前派終焉後もしくは終焉直前のビアズレーの活躍も、その短い生涯のうちかなりの数がある名作傑作をもれなく押さえており興味深い。2016/05/05

Nat

23
図書館本。ラファエル前派の絵が沢山あり、それは満足。でも、1ページ切り取られていた。どうして図書館の本を切り取ってしまう人がいるのだろう。今回借りた本の中で切り取られたページがあるものが既に2冊。悲しい。最後の資料編の「ピアズリーの人と芸術」の部分が思いもよらず面白かった。2019/10/22

文吾

19
★★★/図書館本。ラファエル前派とは、を簡単に教えてくれる本。何となくですがわかった気がする。ミレー、ハント、ロセッティの話が多くを占めてますが、絵の話だけではなく彼ら自身の話も興味深かった。ミレーいい人(略奪婚だけど)。ミレーの「オフィーリア(表紙)」と「マリアーナ」が好き。2016/12/19

shinano

14
芸術には疎いわたしにも解かり易く、ラファエル前派兄弟団の芸術家たちとその作品や思想などについて包括的に解説してくれています。ハンドブック風ですから掲載されている作品は小さいのですが、掲載点数を多くしてくれているのが有難い。実物を目の前にするときっと呆然と立ち尽くし魅入ってしまい心象ごと吸い込まれるのあろう、想像できてしまう作品が多々ありました。ミレー「オフィーリア」とハント「わがイギリスの海岸(『迷える羊たち』に改題)には言葉失います。ロセッティが撮ったモデルのジェイン・モリスのあの表情は心奪われた。2010/07/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18750
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。