蒲生氏郷物語―乱世を駆けぬけた文武の名将

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  • サイズ B6判/ページ数 164p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422204666
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

信長にその才を見出され、文武両道の武将として戦国乱世を駆け抜けた「未完の天下人」蒲生氏郷。会津92万石の名宰相の生涯を活写。

幼少にして信長にその才を見出され、文武両道にすぐれた武将として戦国乱世を駆け抜けた「未完の天下人」蒲生氏郷。大将ながら戦場で抜群の槍働きをなし、平時は城下の整備発展に尽くしたという稀有の名将は、いかにして戦国の階梯を昇っていったのか。さまざまな史料を駆使しつつ、会津92万石の名宰相にして悲運の人・氏郷の生涯をドラマチックに描き出す。

第一章 湖国に華やぐ日野・蒲生家
   1 「荒城の月」ゆかりの会津鶴ヶ城
   2 戦国風雲の申し子
   3 蒲生の系譜
   4 栴檀は双葉より芳し
   5 近江源氏佐々木氏
   6 痛恨の後藤騒動

第二章 鶴千代、晴れの松坂初陣
   1 織田信長、近江に侵攻
   2 信長、鶴千代にひと目惚れ
   3 伊勢大河内城に初陣
   4 信長に従い各地に出陣
   5 戦国乱世の先鋒
   6 伊勢の関と神戸の両家
   7 伊賀天正の乱

第三章 信長、秀吉の天下布武
   1 本能寺の変
   2 日野篭城、秀吉に従う
   3 清洲会議
   4 伊勢路燃ゆ

第四章 松坂少将、戦雲・金鼓の夢
   1 松ヶ島城血戦と遷都
   2 松ヶ島懐古
   3 松坂開府
   4 松阪を愛した文化人
   5 氏郷はキリシタンか

第五章 みちのく鶴ヶ城の会津宰相
   1 会津転封
   2 みちのく転戦
   3 苦難の奥州平定
   4 鶴ヶ城築城
   5 会津の城下町づくり
   6 氏郷名残りの茶道文化
   7 会津の隠れキリシタン
   8 氏郷と政宗、宿命の闘い
   9 春の山風

第六章 悲愁、春の山風
   1 蒲生家残照
   2 秀吉による毒殺説
   3 晩歌

蒲生氏郷略年譜
蒲生氏真系
蒲生家一門略系図

あとがき

内容説明

戦場にあっては武勇の名将、平時にあっては利休七哲の一人に数えられ、城下町づくりにも卓越した手腕を発揮した文武二道の達人・蒲生氏郷。近江日野に生まれ、織田信長に将来を嘱望された若武者時代、伊勢松坂を開府した壮年期、ついには会津92万石の宰相にまで登りつめる過程を丹念な筆致で描く。

目次

第1章 湖国に華やぐ日野・蒲生家
第2章 鶴千代、晴れの松坂初陣
第3章 信長、秀吉の天下布武
第4章 松坂少将、戦雲・金鼓の夢
第5章 みちのく鶴ヶ城の会津宰相
第6章 悲愁、春の山風

著者等紹介

横山高治[ヨコヤマタカハル]
昭和7年(1932)、三重県津市に生まれる。県立津工業学校を経て、同29年、明治大学政治経済学部卒業。元読売新聞社会部記者。河内支局長、連絡部次長などを歴任。全国歴史研究会特別顧問。三重県平成文化賞、大阪府知事賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hr

1
古書で購入。この著者の書籍は、コンパクトにまとめているという点で有り難い。関氏の情報の理解が進んだような気がする。田丸氏については踏み込みが期待外れかも。この著者は書く対象とする人物への思い入れが強すぎて、上滑りするようなところがある。そういうコンセプトなのだろうけど、、、他の本も読んで情報のバランスを取らねば。2023/08/09

Splash

1
硬いルポルタージュ風の本。小説で読みたかった。2017/04/16

いくたろ(☆18)

1
もっと注目されてもいい武将、蒲生氏郷。2014/06/04

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