百舌鳥(もず)古墳群をあるく―巨大古墳・全案内

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422201542
  • NDC分類 210.2
  • Cコード C0021

出版社内容情報

巨大な大山(だいせん)古墳(仁徳天皇陵古墳)から、中小のさまざまな古墳まで、現存するすべての古墳を探訪、案内する。

なぜ、古墳はこんなに面白いのか。世界遺産登録を目指す百舌鳥(もず)古墳群は今、どうなっているのか――。人を惹きつけてやまない巨大な大山(だいせん)古墳(仁徳天皇陵古墳)をはじめ、中小の大きさも形もさまざまな古墳まで、現存するすべての古墳を探訪し、案内する。地元・泉州で文化財保存に携わってきた著者が、多数の図版・写真を交えながら、歴史的変遷から現状まで最新の考古学的知見とともに読者を現地へいざなう。

はじめに

◆序章 古墳めぐりをはじめる前に
1 古墳は謎だらけ
2 古墳とは何か
3 古墳がつくられた時代
4 一〇〇基以上もあった百舌鳥古墳群
◆第1章 百舌鳥古墳群をあるく
1 大山古墳をめぐる
2 JR百舌鳥駅から乳岡古墳へ
3 いたすけ古墳からニサンザイ古墳へ
4 田出井山古墳とその陪塚
5 四ツ池遺跡周辺の古墳
◆第2章 百舌鳥古墳群をつくった人々
1 大和から河内・和泉へ大王墓の移動
2 前方後円墳出現前夜
3 大型前方後円(方)墳の動向
4 百舌鳥古墳群を取り巻く遺跡群
5 大阪湾の海人
6 キーワードは渡来人
7 宮殿をさがせ
◆第3章 百舌鳥古墳群の破壊と保存運動
1 日本初の市民による文化財保存運動
2 その後のいたすけ古墳
3 ニサンザイ古墳周堀の埋め立て
4 百舌鳥古墳群を守る会と博物館建設問題
5 陵墓公開運動と世界遺産
6 百舌鳥古墳群を学ぶ子供たち

あとがき
参考文献
図版出典一覧
索引

【著者紹介】
1947年大阪府泉南市生まれ。法政大学文学部史学科卒業。泉大津市教育委員会参事・文化財係長を歴任後、現在、文化財保存全国協議会常任委員、摂河泉地域資源研究所理事、日本考古学協会会員。著書『泉州の遺跡物語』『泉州の遺跡物語 第2集』、共著書『河内飛鳥を訪ねてみよう』『新版遺跡保存の辞典』。

内容説明

なぜ、古墳はこんなに面白いのか?人を惹きつけてやまない巨大な大山古墳(仁徳天皇陵古墳)から中小の大きさも形もさまざまな古墳まで、現存するすべての古墳を探訪し、案内する。

目次

古墳めぐりをはじめる前に(古墳は謎だらけ;古墳とは何か ほか)
第1章 百舌鳥古墳群をあるく(大山古墳をめぐる;JR百舌鳥駅から乳岡古墳へ ほか)
第2章 百舌鳥古墳群をつくった人々(大和から河内・和泉へ大王墓の移動;前方後円墳出現前夜 ほか)
第3章 百舌鳥古墳群の破壊と保存運動(日本初の市民による文化財保存運動;その後のいたすけ古墳 ほか)

著者等紹介

久世仁士[クゼヒトシ]
1947年大阪府泉南市生まれ。法政大学文学部史学科卒業。泉大津市教育委員会参事・文化財係長を歴任後、現在、文化財保存全国協議会常任委員、摂河泉地域資源研究所理事、日本考古学協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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